三田で見られる桜を守り続けたい!ー三田さくら物語プロジェクトー
三田の桜が存続の危機
三田を代表する景観「武庫川桜づつみ回廊」は、圧巻の眺めで人を魅了する武庫川沿い約4,000本・25kmに及ぶ桜並木。まちを南北に貫く花の長城は市民の誇り。
「武庫川桜づつみ回廊」は、約30年前に整備され、市内外の皆さまから愛され、賑わいをみせるかけがえのない風景となりました。
しかし、ソメイヨシノ健康寿命は約60年。このまま時が過ぎれば、やがてこの風景を失う時がやってきます。
そしてまた、里山を彩る山桜も、人々の日々の暮らしや日常の手入れがあってこそ、咲き続けてきた地域の宝です。
三田の桜を守ろう!
クビアカツヤカミキリは、幼虫がサクラやウメ、カキなどの樹木の中に入り込み、木の内部を食い荒らす外来昆虫です。幼虫が入り込んだ樹木は衰弱し、やがて枯れてしまいます。
近年、兵庫県内でも成虫が確認されており、今年、三田市でも確認されました。
そこで、今年の9月には、三田市ふれあいと創造の里で「クビアカツヤカミキリ対策講習会」が開催され、クビアカツヤカミキリの県内の発生状況や対策手法、被害木の処置方法等について学びました。
クビアカツヤカミキリから三田のさくらを守るためには、侵入の水際で止めることが一番大切です。これ以上広がらないように、パトロールを強化する等対策を進めています。
令和7年度から、山桜を植樹予定!
武庫川桜づつみ回廊や学校、公園等を彩る桜は、「ソメイヨシノ」と呼ばれる、人がかけ合わせてつくられた品種です。ソメイヨシノは、クローン(挿し木や接ぎ木)で増やされたため、自分で子孫(種)を増やすことができません。また、同じ遺伝子を持つために、伝染病がまん延しやすい弱さを持ちます。
そこで、三田市では、里山に自生する山桜の苗を育て、武庫川桜つづみ回廊などに植樹し、里の恵みを未来に伝える新たな三田のさくらスポットを創出する取り組みを行っています。
令和4年6月には、「さくらの里親会」を開催し、市内の親子ら25名に参加していただきました。山桜の特徴や、苗の栽培方法などについて兵庫県立人と自然の博物館で学んだ後、山桜が自生する木器の里山で、種を集めました。種はご自宅に持ち帰って、苗に育てていただいています。
また、兵庫県立人と自然の博物館と連携し、次世代の地域の桜として、三田に自生する山桜の種子から植樹可能な大きさまで育苗しています。博物館には、野生植物、特に絶滅危惧植物の保護を目的として、様々な野生植物を栽培・育成する『ジーンファーム』という施設があり、山桜もこの施設で苗に育てられています。現在、約550株が順調に育っており、令和7年度には、約50株が植樹可能な大きさに成長する見通しで、植樹イベントなどを通して市内に植樹する予定です。
「三田さくら物語」の取り組み
「三田さくら物語」は、武庫川沿いに続く桜並木や里山に自生する山桜を、持続可能なまちのシンボルとして、人々の思い出を優しく包む「ふるさとの原風景」として、地域や市民、子どもたち、企業の皆さまとともに、学び・守り・楽しみ・育み、未来の子どもたちに伝えていくプロジェクトです。
1.桜を「守る」
大切な風景を守る仕組みを市民と一緒につくります。また、武庫川桜づつみ回廊の定期的な草刈、剪定等による適正な維持管理を図るには、毎年約10,000,000円もの費用がかかります。
2.桜を「楽しむ」
魅力あるイベントを開催し、盛り上げます。今年の春に実施された「さんだ桜まつり2025」では、武庫川沿いの桜や、ナイトバブルショーなどのステージ等を楽しみました。
3.桜を「育む」
山桜の苗づくり事業、三田さくら里親事業のほか、こうみん未来塾では子どもたちと一緒に桜について楽しく学ぶ機会をつくっています。
4.桜を「つなぐ」
桜を未来につなぐための市民・事業者等との共創を目指します。
桜の限りある寿命を少しでも延ばし、未来に向けてつないでいくために、市ではこれらの活動を令和4年から令和8年までの5カ年計画として進めていく計画です。
三田で見られる桜、守り続けたい宝物
寄附金の使い道
目標金額に達した場合、達しなかった場合も、すべて「三田さくら物語」の活動に使わせていただきます。
【注意事項】
お礼の品(返礼品)の配送は三田市外在住の方に限ります。三田市内に住民票がある方には返礼品を送付できませんのでご了承ください。