特産品が防災備蓄になる、官民連携の仕組みを海陽町から
南海トラフ巨大地震の被害が懸念される徳島県海陽町では、災害用備蓄食料の更新コストや消費期限管理が大きな負担になっていました。
今回、海陽町は、防災備蓄を「コスト」から「資産」へと変える、官民連携のローリングストックモデルに挑戦します。
フレンチの鉄人・坂井宏行シェフ監修のオリジナル防災食を開発し、ふるさと納税で先行予約開始!平時は特産品として販売し、有事にはその在庫が町の備蓄になる――命をつなぐ防災のまちづくりを「食べて応援」してください。
太陽と海のまち・海陽町と災害
海陽町は、豊かな自然に恵まれた一方で、地震・津波・土砂災害など、大規模災害リスクが高い地域です。多くの命と暮らしが失われた1946年の昭和南海地震津波の教訓は、本町の防災の原点となっています。
また、近年は台風や豪雨も増え、2021年に発生した線状降水帯による記録的豪雨では道路冠水や土砂崩れ、避難所開設など大きな影響が生じました。
なぜ今、「防災食×ローリングストック」なのか
従来の備蓄は、
- 何も起きなければ、消費期限が近付き、定期的な入れ替えが必要
- 購入費用に加え、保管・管理・更新にかかる「見えないコスト」が大きい
- 期限管理や在庫管理が職員の負担になっている
といった課題がありました。
「期限が来たから仕方なく使う・捨てる」のではなく、
おいしく食べながら備える仕組みをつくれないか。
そこから生まれたのが、今回の防災食ローリングストックプロジェクトです。
「非常食」ではなく、“ちゃんとおいしいごはん”を。
開発中の防災食は、「料理の鉄人」として知られる、フランス料理「ラ・ロシェル」オーナーシェフ・坂井宏行氏監修の『阿波尾鶏と海しそのリゾット』。
地域食材として、海陽町の「米」、日本一の地鶏「阿波尾鶏」、鉄分豊富な「海しそ」を使用した、美味しくカラダにやさしい一品です。
コンセプトは、「日常にも、防災にも。忙しい日の簡単・本格ごはん」
- 非常時:温めるだけでしっかり食事がとれる
- 日常:ちょっと疲れた日の“ごほうびごはん”として楽しめる
「防災だから我慢して食べる」のではなく、“美味しいから常備しておきたい”防災食を目指しています。
「コスト」から「資産」への発想の転換
防災食を、特産品兼備蓄として位置づけ、「平時は売れる特産品/有事は命をつなぐ備蓄」というローリングストックの仕組みを官民連携で形にしていきます。
この「海陽町流ローリングストックモデル」により、防災力の強化と地域産業の活性化を同時に目指します。
寄附金の使い道
寄附金は、防災資機材や備蓄品の充実等、本町の防災・減災対策事業全般に活用させていただきます。 皆さまのご支援をよろしくお願いいたします。
お礼の品紹介「食べて応援」先行予約セット
「食べて応援」を合言葉に、開発中の防災食を先行予約いただく形でご支援をお願いしています。
〈坂井宏行シェフ監修〉『阿波尾鶏と海しそのリゾット』(海にやさしいエシカルカトラリー付)
2026年6月以降、準備が整い次第、順次発送予定。
届いたリゾットを味わうことが、そのまま海陽町の防災を支える力になります。
「食べて応援」で、新しい防災のかたちを一緒につくっていただければ幸いです。