10年後には桃が無くなる..!?今ならまだ間に合います!消えゆく桃畑に、皆さまからのご支援を
消えゆく桃を後世まで残したい!!
あなたの支援が、桃農家の今を支え、未来を実らせます。
西日本一の桃生産量を誇る「フルーツ王国」和歌山県紀の川市から、長年培われてきた甘くて美味しい桃をこれからも全国の皆さまにお届けし続けたい!そんな思いでこのプロジェクトを実施します。
この地の誇りは、瑞々しさと甘さが自慢の「あら川の桃」。この桃は、国が「その土地ならではの気候や伝統が生んだ最高品質の産品」として認める「GIマーク(地理的表示)」を取得しました。長年にわたり地域で品質向上に努め続けたブランド品種認定され、例年瑞々しさと甘さのバランスを維持する為に日々地域を上げて取り組んでいます。
しかし現在、全国的な知名度とは裏腹に、産地は「深刻な課題」に直面しています。このままでは、長年培われてきた美味しい桃作りが途絶えてしまうかもしれません。
課題:「当たり前」じゃない、桃づくりの現実
昨今において桃農家はかつてない困難に直面しています。
桃農家の高齢化も相まって2022年に932トンあった桃は、2024年には764トンへと2年で約2割減少。わずか数年の間に、約60万玉もの桃が失われる深刻な状況です。
また、肥料や保護材・桃を守る袋など、桃を育てるための資材代がこの数年で急激に高騰しています。このままでは、丹精込めて桃を育てるこだわりを、維持することさえ難しくなってしまいます。
このペースで減少し続けると、10年もたたないうちに紀の川市から桃が消え去ってしまうかもしれません。“当たり前のように味わえる紀の川市の桃”が、本当に消えてしまうかもしれません。
愛情を込めて育てた分だけ、赤字になってしまう…桃農家が紀の川市からいなくなってしまうかもしれない…そんな悲しい現実を、私たちは変えたいのです。
なぜ、資材代が大きく影響するのか
桃農家にとって、収益が入るのは収穫の「後」。しかし、高騰する資材は、そのずっと「前」に購入しなくてはなりません。
桃を育てるなかで「袋がけ」という工程があります。
この工程は、果実を袋で覆うことで桃の表面を日差しや雨、病害虫等から守るために行われます。
より多くのきれいな桃を育てるために重要な工程ですが、資金繰りに追われ、多くの農家が「袋がけ」を断念するという苦渋の決断を迫られています。
それは、自らの手で桃の品質(秀品率)を下げることと同じです。
袋がけができないため1級品(秀品)が減り、2級品が増加。
その結果、単価は平均25%も下落し、製品として出荷できる割合もわずか2年で5%減少しました。
収入が減れば、来年の資材はさらに買えなくなる……。
この止まらない悪循環を、今ここで断ち切る必要があります。
挑戦:あなたのご支援が、紀の川の桃畑に希望を実らせます
今回、紀の川市とJAわかやま紀の里地域本部が力を合わせて取り組むのは、桃の収量向上や品質改善、秀品率アップを通じて、未来の桃づくりを守るための挑戦です。
いただいたご支援は、桃づくりに必要不可欠な資材の購入や生産体制の強化に活用し、農家の皆さんが安心して桃を育て続けられる環境づくりにつなげていきます。
良質な桃を育てるには多くの資材が必要であり、その負担は年々大きくなっています。
ご支援により、地域の未来が変わります
近年の資材高騰により、桃農家は収穫後の収入を待つ間に、高額な資材費を事前に支払うという構造的な課題が限界に達しています。
この資金的圧迫の結果、品質を守るために不可欠な「袋がけ」を、多くの農家様が苦渋の決断で断念せざるを得なくなっています。
この状況を根本的に改善するため、桃農家への資材支援が必要であると考えました。
支援を通じて秀品率が回復し収益が安定すれば、農家様は経済的に自立し、若い世代の就農も促進されます。
皆さまの力で、桃産地の持続可能な未来を築きます。
この地域で大切に育まれてきた桃を、次世代に受け継ぎ、未来も美味しい桃を届け続けるために、皆さまからのあたたかいご支援をお待ちしております。