毎年、島の子ども達に経験してもらい、離島でしか経験できない価値を育んでいきたい。
離島甲子園ってなに?
離島甲子園ってなに?
「離島甲子園」とは、全国の離島に住む中学生たちが、野球を通じた「島」と「島」の交流を図ることを目的とした「全国離島交流中学生野球大会」の通称で、元プロ野球選手の村田 兆治さんが提唱し、2008年から開催されています。
プロジェクトを立ち上げた理由
沖永良部島・与論島の長い歴史の中で、令和7年度に「離島甲子園」へ初出場しました。
冒頭でもお伝えしたとおり、隣町の和泊町、近隣離島の与論町との合同チームを結成し、3年生14人の子ども達は、初出場で見事な2勝を挙げました。
敗れたチームは長崎県壱岐市選抜であり、令和7年に行われた全国センバツ高等学校野球大会(通称:センバツ甲子園)では、壱岐高校が21世紀枠で初出場するなど、島をあげた野球が盛んなチームを相手に善戦し、確かな自信と経験を積むことができました。
そして、大会を終えた選手達の表情はたくましく、その姿は離島甲子園を経験する意義を物語っていました。
しかしながら、離島甲子園に出場するためには参加費として250万円を支出する必要があり、初出場を果たした舞台裏には、地元企業の皆様や町民の皆様からの一般寄附をいただいて出場を果たした背景があります。
知名町は人口約5,000人規模の自治体であり、島内にある高校を卒業した生徒の9割以上が島外へ就職・進学することによる若者の流出に歯止めが効かず、近年では島内の高校に進学する生徒が減少し続けております。
また、人口が減少することに比例して高齢者の割合は増加する一方、農家や商工事業者の数は年々減少しており、地域内での寄附のみでは離島甲子園への出場が非常に困難である現状にあります。
そのような中でも、""離島からでも夢を目指せる児童・生徒が1人でも多く増えてほしい""との想いを込めて、プロジェクトを立ち上げました。
このプロジェクトで実現したいこと
ただの野球大会と表現されてはそれまでですが、野球を活用した地域愛の向上や人の支えや応援をより一層感じることによる人間力育成。そして、普段は全国に点在する別々の離島で暮らす、本来であれば出会うことのなかった仲間と交流することで「離島でもできるんだ、上を目指せるんだ」といった""島人のプライド""を育む経験を継続したいです。離島甲子園に初出場した生徒達が口々に言っていた「後輩達にもこの経験をしてほしい」との言葉を実現したいと考えています。
離島甲子園に出場して
西(にし)くん
たくさんの方の支えや応援を受けて夢の舞台に立つことができました。僕たちのチームは、離島甲子園では珍しい海を越えて築いたチームです。他のチーム以上に話し、笑い、色々な選手達との交流もでき、とても楽しかったです。中学生活の最後に離島甲子園という素晴らしい大会に行けて本当に良い経験になりました。後輩達にもぜひ経験してほしいです。今回は、たくさんの寄附などいただきありがとうございました。
林(はやし)くん
離島甲子園では、試合ごとに成長することが実感できました。合同チームとして14名の仲間と監督、コーチ、審判、保護者、そして支援してくださった全ての方々のおかげで、この夏、僕たちは一生忘れない体験をさせていただきました。
今度は、僕たちが島に恩返しができるよう頑張ります!ご支援ありがとうございました。
寄附金の使い道①
寄附金の使い道②
寄附金の使い道
知名町では離島で頑張る球児達を応援すべく、賜りましたふるさと納税寄附を、来年度以降の離島甲子園出場費用に活用させていただきます。初出場を果たし、子ども達は大きな経験と自信を得た今大会ですが、これからも島の子ども達が継続して出場できるように応援をお願いいたします。
250万円
【目標金額】
250万円
目標金額を上回った場合は、離島甲子園を含めた島の子ども達のスポーツ振興費用に活用させていただきます。
寄附金額が100万円を下回った場合は、離島甲子園につながる活動である奄美大島にて開催される木村 竹志杯(交流大会)及び中学3年生硬式野球練習会への参加費として、活用させていただく場合がございます。
このプロジェクトは、別の寄附募集も行っているため、事業費の一部を目標金額としています。
最後に
最後までご覧いただきありがとうございました!
離島甲子園は年に一度、全国の離島のどこかで1週間にかけて開催され、大会参加費250万円の中には、大会運営費はもちろん、子ども達の移動費・宿泊費・飲食費等の全てが含まれており、全国の離島地域から移動して参加する子ども達の負担を均一にする目的があります。
大会期間中は、たとえ負けたとしても交流戦を行い、他の島の子ども達と親睦を深めたり、決勝戦は参加したチーム全員で応援をしたり、大会後はお別れパーティーを開催し、チーム関係なく肩を組んで笑ったり、歌ったりしている風景がそこにはあります。
子ども達は、足を運んだことがない知らない土地でありながらも、どこか落ち着くそんな様子で、初めての経験尽くしの日々を得て大きく成長します。
このような、素敵な経験をした子ども達が今後も溢れ、いつか大人になった時、次は自分が子ども達のために!島のために!と何らかの形で、ふるさとを想い、盛り上げてくれることを願います。
皆様、どうか、ご支援・ご協力のほどよろしくお願いいたします。
※プロジェクトの成果情報は申込み時のデータであり、実際に入金されたデータではありません。
※入金の確認が取れた時点などで正確なデータに修正させていただく場合があります。