美しい山里「中之又」を未来へつなぎたい!
中之又(なかのまた)地区の現状
中之又笑楽校(旧中之又小学校)
木城町の最奥に位置する美しい山里「中之又(なかのまた)」地区が、人口減少と高齢化による生業の衰退に伴い存続の危機に瀕しています。中之又地区は、鉱山と林業が盛んであった昭和20年代は、約800人が住んでいた地域でしたが、鉱山の閉鎖と林業の衰退とともに、徐々に人口が減少していきました。昭和61年に中之又中学校が閉校し、平成21年には中之又小学校が閉校してからは、さらに人口減少が進み、現在は、人口31人、平均年齢76歳、高齢化率90%となり、地域の存続が危ぶまれています。
国指定重要無形民俗文化財「中之又神楽(米良の神楽の一つ)」
中之又神楽 大阪・関西万博
中之又地区には、500年受け継がれてきた国指定重要無形民俗文化財「中之又神楽(米良の神楽の一つ)」があり、令和6年には国立能楽堂で、令和7年には大阪・関西万博で神楽を披露しました。
中之又地域再生プロジェクト始動!
中之又柚子
美しい山里「中之又」を未来へつなぐため、令和6年度から、中之又地域再生プロジェクトに取り組んでいます。プロジェクトでは、中之又地区の歴史、文化、自然等を活かした持続可能な地域づくりを目指しており、柚子・原木椎茸・木材を活かした特産品加工の生業づくりや交流人口・関係人口を創出するお試し体験ツアーに取り組んでいます。
寄附金の使い道
皆様からいただいたご寄附は、次の中之又地域再生プロジェクトに大切に活用します。
・中之又地区の農産物等の販路拡大、PRフェアの実施費用
・中之又地区の資源を活かした体験事業(神楽体験など)の実施費用
・中之又地区の資源を活かした特産品開発に要する費用
目標額に達しなかった場合においても、本プロジェクトに活用させていただきます。また、目標額を超えるご寄付をいただいた場合は、中之又地区の活性化に寄与する事業の調査研究に活用させていただきます。