DMATが安心して災害などの派遣対応ができるように車両を整備します。
1 厚木市立病院の紹介
当院は、県央地区の公立基幹病院として、市民をはじめ受診される皆様の健康と生命を守る役割を果たして参りました。そのような中、より安心で安全な高度医療を提供するため厚木市は2010年に厚木市立病院整備基本計画を策定しました。これは急性期医療、特に救急・がん・小児周産期医療、ならびに災害 医療をより高い次元で担うことができる新たな基幹病院を建設する計画です。この計画に沿って、2012年に新病院の建設工事が始まり、2017年12月に新病院が竣工いたしました。
新病院では、精巧な血管造影装置による血管内治療手術と体外からの手術を同時行うことのできるハイブリッド手術室を備えた手術部門、併設した心臓カテーテル室での治療など超重症患者さんに対して全ての医療技術を駆使して治療にあたれる集中治療室 (ICU・CCU:10床)、救急や重症患者さんの治療を行える高度治療室(HCU:12床) を整備しました。
1. 基本理念
「市民の皆様に信頼される医療を提供します。」
2. 基本方針
(1)生命と健康を守るため、安全で良質な医療を提供します。
ア 急性期医療の充実に努めます。
イ がん診療の充実に努めます。
ウ 糖尿病及び高齢者に対する診療の充実に努めます。
エ 小児・周産期医療の充実に努めます。
オ 災害拠点病院としての役割を担います。
カ 地域の医療機関との連携を推進し、開かれた病院を目指します。
(2)真心のこもった医療を提供します。
(3)健全な病院経営を推進します。
2 DMAT(災害派遣医療チーム)について
厚木市立病院DMATの隊員は、院内公募により、応募のあった職員の中から選考した医師2人、看護師3人、業務調整員7人の12人です。隊員は、「日本DMAT隊員養成研修」を受講し、神奈川県の派遣要請により知事が判断した場合に出動することになります。
3 お金の使い道
厚木市立病院DMATが出動時に使用している車両は、平成15年に購入し、既に18年目を迎えております。公立病院は、いわゆる政策医療や不採算医療などを担っていることから、厳しい経営状況であるほか、昨今の新型コロナウイルスの影響により収益は著しく減少しております。このような中で、老朽化した車両の更新に係る財源を捻出することはできません。今後、新型コロナウイルス感染症の第2波・第3波が心配される中で、クラウドファンディングを活用し、DMATが安心して災害などの派遣対応ができるように、新たな車両の整備を目指すものです。
※プロジェクトの成果情報は申込み時のデータであり、実際に入金されたデータではありません。
※入金の確認が取れた時点などで正確なデータに修正させていただく場合があります。