自然の中で遊びながら学べる、
みんなで育てる公園をつくりたい!
わたしたちは今、鳥取県の小さな町「江府町(こうふちょう)」で、
自然と人が一緒に育っていく、そんな場所をつくろうとしています。
ここは、四季の移ろいが美しく、水と緑に恵まれた町。
昔は、ホタルが舞う川や、あやめの花が咲く公園があって、
子どもたちは自然の中を、元気に駆け回っていました。
でも、いつの間にかその風景が少しずつ消えはじめています。
小川の水は流れなくなり、森は荒れ、
気づけば、子どもたちが自然と遊べる場所がほとんどなくなっていました。
このままでは、いけない。
そう思ったのが、このプロジェクトのはじまりです。
子どもたちが、自然の中で遊べる場所を。
わたしたちが目指しているのは、
ただの「公園」ではありません。
木に登ったり、川でじゃぶじゃぶ遊んだり、
虫を追いかけたり、草花の名前を覚えたり。
そんなふうに、自然の中で遊びながら学べる場所をつくろうとしています。
そしてその学びが、
「自然っておもしろい」「もっと大切にしたい」
という気持ちにつながっていったらいいなと思っています。
子どもにとっては、自然が先生。
大人にとっては、忘れていた何かを思い出すきっかけ。
地域にとっては、みんなで手をかけて育てていける場所。
そんな公園を、町のみんなと一緒につくっています。
少しずつ、生きものたちが戻ってきました。
去年、クラウドファンディングでたくさんの方にご支援をいただき、
「荒れていた水辺のビオトープの再生」
「壊れていた水車の修復」
「小さな水力発電の設置」
こうした取り組みを進めることができました。
すると、止まっていた水がまた流れはじめ、
どこからともなくカエルがやってきて、
トンボや蝶が飛び交い、鳥たちが羽を休めるようになりました。
動かなくなっていた水車が回りはじめると、
それを見た地域の人たちの顔にも笑顔が戻りました。
手をかければ、自然はちゃんと応えてくれる。
そんなことを実感しています。
けれど、まだまだやることがあります。
今も、水源の一部は手つかずのまま残っていて、
水路の整備や、老朽化した水車の交換も必要です。
この場所が長く愛されるようになるためには、
これからも手入れを続けていかなければいけません。
だから、今回もクラウドファンディングでの応援をお願いすることにしました。
こんなことに取り組んでいきます。
「水源まわりの整備」
崩れかけた斜面を直し、水がちゃんと流れるようにします。
「ビオトープの再生」
ホタルが舞い、あやめが咲く風景を取り戻せるよう、地域のみんなで整備します。
「自然エネルギーの活用」
水車を使って、水力で電気をつくり、将来的にはグリーン水素にもチャレンジします。
「あやめ館のリニューアル」
地域の学びと交流の場を整え、環境や健康について考えるきっかけをつくります。
自然の中で遊んだ記憶は、きっと心に残る。
最近は、「自然の中で遊んだことがない」という子が増えているそうです。
泥だらけになって遊んだ日。
葉っぱでおままごとをしたり、
木に登ってドキドキしたり、
夜に見たホタルに、静かに息をのんだこと。
そういう記憶って、大人になっても残っているものです。
だからこそ、いまの子どもたちにも、
そんな体験をしてほしいと願っています。
あなたの想いが、子どもたちと自然の未来につながります。
このプロジェクトは、わたしたちだけでは進められません。 「自然を大切にしたい」 「子どもたちに、豊かな体験をさせたい」 そんな想いを持っている方と、一緒に育てていくプロジェクトです。
ご支援いただいたお金は、すべてこの場所の整備・再生・運営に使わせていただきます。 ちいさな町のちいさな一歩かもしれませんが、 ここから、未来を変えていきたいと思っています。 どうか、応援よろしくお願いします。
子どもたちと自然が、共に育つ町へ。