生き生きと育ち「未来に向かって生きる力」を育む教育ができる環境づくりに挑戦
阪南市は、海(大阪湾)と山(和泉山脈)に囲まれた自然豊かなまちです。
令和4年5月、陸と海からカーボンニュートラルを実現する取組を中心に、内閣府の「SDGs未来都市・自治体モデル事業」に選定されました。
パイオニアスクールプログラムを活用した小学校での海洋教育は今年で7年目となりますが、令和5年度からは、市内全8小学校において、「はんなんの海」をフィールドに「地域に根ざした海洋教育」を実施し、子どもたちは、「海に親しむ」「海を知る」「海を利用する」「海を守る」ことを学年ごとに学んでいます。
今回のプロジェクトは、令和8年度に向けて、これまでの取組を更にパワーアップさせ、阪南のうみ・さと・やまをフィールドに、海洋教育事業をはじめ、GIGAスクール事業、外国語教育事業の推進など、子どもたちが主役で、わくわくしながら、生き生きと育ち「未来に向かって生きる力」を育む教育環境の充実を図り、未来の人材を育成するためのものです。
プロジェクトの具体的な内容
- SDGsの理解や海洋環境をはじめ、豊かな自然環境を進んで保全しようとする人材の育成
- 生成AIの普及などの社会の変化に応じた情報モラル教育を含めたデジタル人材の育成
- 国際化社会に対応したグローバル人材の育成
- 海洋教育、グローバル教育、ICTを活用した教育など、子どもの個性を輝かせ自己実現を図る教育の推進のための費用
- 調査研究費委託料、補助金、報酬、謝金、情報機器・ソフト導入経費等
どういった教育をめざすのか?
子どもたちが"主役"で、わくわくしながら、生き生きと育ち「未来に向かって生きる力」を育む教育ができる環境づくりに挑戦するものです。
これまでの阪南市の取組や実績
大阪府下の沿岸で唯一残された自然の浅場を持つ阪南市では、豊かな自然環境を市の財産として捉え、平成30年より小学校での海洋教育の促進・充実に取り組んでいます。
令和4年5月には、SDGs未来都市および自治体SDGsモデル事業に選定され、カーボンニュートラルの取り組みを推進しています。
また、セブン-イレブン記念財団と「阪南セブンの海の森づくり」協定を締結し、NPOや各漁業協同組合との協働でアマモ場再生活動を行っています。
小学生の海洋教育も広がりを見せ、現在は、阪南市全小学校8校にて実施しています。
これらの活動を踏まえ、令和5年にJブルークレジット認証されたほか、令和5年10月には、環境省の自然共生サイト認定・OECMに登録されるなど、生物多様性の面からも地域の価値向上が図られています。
このように、子どもたちを中心としたアマモ場環境保全活動によるカーボンニュートラルの取組が、地域社会の基盤となる教育や福祉などにも繋がることで、地域全体の活性化につながっています。
プロジェクト発足に至った経緯
本市の特色を活かし、海洋教育など「課題解決学習」や「探求型協働学習」を進めていますが、限られた予算の中では、持続的に取り組んでいくためには限界があります。
また、GIGAスクール構想による学習者用端末を配備し、子どもたちが主体的・対話的な深い学びを実現する授業スタイルをめざしているところですが、様々なツールやコンテンツを活用するためには、児童・生徒や教職員をサポートしていく必要があります。
阪南市の子どもたちが新しい時代を切り開き、持続可能な社会の創り手となるため、必要な資質・能力を育成していく環境をつくっていく必要があります。
寄附(ふるさと納税)の使い道
今回のご支援は、上記事業及び教育子育て支援事業に充てさせていただきます。
目標金額に達しなかった場合、目標金額以上の寄附を頂いた場合でも、ご支援いただいた寄附金は、実施事業に充てさせていただきます。
また、寄附金のご返金はございませんので、ご了承の上お申し込みをいただきますようお願い申しあげます。