こどもや若い世代の意見を大切に、その想いや意見をしっかり受け止めながら一緒にまちづくりを進めます!
こども・若者のみんなの声からはじまりました。
川西市には多くのこども・若者達の意見が反映された、みんなでつくりあげた「川西市こども若者参加条例」があります。条例には、こども・若者のみんなが「安心して過ごせる環境が保障されること」「スポーツ、芸術、自然などの多彩な活動に参加する機会が確保されること」「自分に関わることについて自由に意見を言える機会が確保されること」など“みんなで大切にしたいこと”を記載しています。
“みんなで大切にしたいこと”を、もっと多くの方に知ってもらうにはどうしたらいいかな?という悩みに対し、条例策定時の取り組みに参加してくれたこどもから、みんなが楽しんで集まれる場をつくって、声をかけてみようよ!という声があがりました。その一言を受け、条例を知ってもらうためのイベントを実施することになりました。

この取り組みの特徴
わたしたちのまちでは、条例に記載したことを実現するため、こども・若者のみんなが日常のなかで不便だなあ、私だったらこうするのにと思うことを行政に対して提案したり、なんでも気軽に相談できる仕組みを充実させていきます。
これまでの行政の取り組みは「こどもが主役」と掲げつつ、おとなたちが「これならこどもたちが喜ぶだろう」と想像して決めることが多かったように思います。しかし、これからはこどもや若者みんなの声を直接聞き、それをもとにこどもや若者と一緒に考え、取り組みを進めていきたいと考えています。
条例周知イベントの企画・運営にあたっては、おとなたちはサポート役として寄り添いながら、こどもたち自身が考え、悩み、選択するというプロセスを大切にしています。さらに、このイベントを通じてこどもたちだけでなく、協力している方や活動を知った方にこどもたちの“思い”や“エネルギー”を感じてもらい、まち全体に“みんなで大切にしたいこと”を保障する取り組みを広げていきたいと思います。

現在の取組状況について
現在、イベントに向けた会議がすでに始まっており、参加者からさまざまな意見が寄せられています。自分たちのやりたいことだけではなく、「未就学の小さなこどもたちに楽しんでもらうにはどうすればいいだろう」「おじいちゃん、おばあちゃん世代とお話したり、交流したりできるスペースが必要では?」といった多くの世代が楽しめるイベントにするための意見も多く出ています。これらの意見を通じて、市の職員も参加者の皆さんから新たな視点や気づきをいただいているところです。
新しいまちづくりのかたち
こども・若者のみなさんは、これからの社会を担っていく人たちです。この活動を通して、「自分たちが本気でやれば、いろんなことができるんだ!」ということを体感し、また取り組みを通じて条例を知ってくれた方が「おとなに相談していいんだ」「こどもたちの意見を聴こう」と思う機会になれば嬉しく思います。少しでも、この取り組みをおもしろそうだな、と思ってくださった方は、ぜひ応援をお願いします。
寄附の使い道
みなさんからいただいた応援(寄附)は、令和7年11月に予定している「こども・若者参加条例」の周知イベントの開催や、こども・若者たちが市に意見を伝えられる仕組みづくりなどに活用させていただく予定です。こどもたちがどんなアイデアを考えたり、どんな活動に取り組むことになったのかは、後日市のホームページでご紹介します。
なお、目標金額に達しなかった場合でも、寄附金はこのプロジェクトの活動に大切に使わせていただきます。
