使い勝手は無限大!
手軽に減塩、だけどちゃんと美味しい『各務原キムチの素』減塩バージョンを開発したい!

返礼品を受け取る形でこのプロジェクトにご寄附いただいた方には、新たに開発される「減塩 各務原キムチの素」5本セットをお届けいたします。※写真はイメージです。
各務原市について
各務原市は、岐阜県南部に位置する人口約14万人の都市です。
古くは中山道の宿場町として栄え、全国でも有数の航空機産業とともに発展した名古屋に近いベッドタウンです。市の北部に連なる「各務原アルプス」と呼ばれる山並みと、市の南部を流れる木曽川の間に広がる各務原台地では、「各務原にんじん」が栽培され、県内で随一の生産量を誇ります。また、そのにんじんと松の実が入った『各務原キムチ』は、岐阜を代表するご当地グルメの一つとして人気があります。

各務原アルプスと木曽川の間に広がる各務原市街地。
「住み続けたい自治体ランキング」などで上位にランキングされることもたびたび。

市の特産品である『各務原キムチ』と、万能調味料『各務原キムチの素』。
そもそも各務原キムチって…なに?
2004年、当時一大ブームを巻き起こしていた「冬ソナ」を題材に「冬のソナタ春川物語」イベントを各務原市で開催したところ、そのイベント会場でヨン様グッズと肩を並べるほど爆発的に売れたのが、手作りキムチでした。
これをきっかけに、市民の間などで「美味しい野菜をキムチにして、特産品として売り出していこう!」という機運が高まり、翌年には「各務原キムチによる都市(まち)おこし」プロジェクトがスタート。「キムチ日本一の都市(まち)研究会」が立ち上がり、各務原キムチの開発が始まりました。
様々な研究を重ね、各務原市の特産である「にんじん」と、栄養満点でキムチによく合う「松の実」を入れることを条件とした、オリジナルキムチが誕生しました。

1ヶ月間で全国から約70万人もの冬ソナファンが押し寄せた「冬ソナイベント」。

「キムチ日本一の都市研究会」では商品開発や流通、栄養学など多方面からキムチの可能性を研究しました。
また、全国のご当地グルメが集結するB-1グランプリでは2008年に各務原キムチ鍋で参戦し、見事ブロンズグランプリを獲得!2011年には各務原キムチ誕生ストーリーが「恋するキムチ」としてNHKによりドラマ化。全国放送され、日本全国にその名が知れ渡ることに…!
その後、数々のコラボ商品、関連商品も発売され、20年経った現在では、「各務原市の特産品」「わが町の味」として市民の間にもすっかり定着しました。その各務原キムチの味を様々な料理にも活用できる万能調味料として、『各務原キムチの素』も人気の高い商品の一つとなっています。

「第3回B-1グランプリ」では堂々のブロンズグランプリ!

地元スーパーでは今やすっかりおなじみの『各務原キムチ』。
キムチで減塩…?!
近年、生活の質も大切にするための「健康寿命」という考え方が重視されるようになっています。各務原市はその健康寿命を延ばすための食育、減塩対策(「第4次かかみがはら元気プラン21」)に力を入れています。その一方、市では高血圧症の方が多いという残念なデータが…。
そこで、まずは広く市民に食べられている特産品の『各務原キムチ』を減塩できるだろうか。塩分が高いというイメージの強い漬物であるキムチを、食事制限のある人も気にせず食べられるようになったら、食事の楽しみが増えることになるはずだ。
これこそまさに「健康寿命」に繋がる取り組みとして2022年、各務原市と各務原キムチ製造業者カネミツ、キムチ日本一の都市研究会の三者による減塩『各務原キムチ』の商品開発が始まりました。
目指すは、減塩でも“ちゃんと”美味しい減塩版『各務原キムチ』。

ただ「塩分量を抑える」だけではもちろんダメ。どうしたら美味しくなるのか…?
試作と試食の繰り返し。
漬物としてのキムチそのものの「美味しさ」はそのままに、保存食に不可欠な塩分を抑えるという、相反する条件を両立させるにはどうしたらいいだろうか。
塩分と味付けとのバランスについて、約2年間、旨味や酸味、辛みの配合の試行錯誤を繰り返し、従来品より25%カットの減塩にとうとう成功したのです。
販売開始の試食アンケートでは、減塩『各務原キムチ』について「美味しい」と答えた人は85%、「減塩と言われても違和感は無い」と答えた人が93%。
また、減塩食品について「美味しくないというイメージがある」と答えた人の中で、減塩キムチを実際に食べてみて「美味しかった」「減塩と言われても違和感は無い」と答えた人はそれぞれ9割にものぼりました。
こうして新商品への期待が高まるなか、2024年6月減塩『各務原キムチ』が発売されると…
「いつも食べている各務原キムチと味が変わらない」
「本当にこれが減塩…?ちゃんと美味しい!」
と、減塩を気にする人はもちろん、従来品の各務原キムチファンにも大好評。減塩キムチを開発したカネミツのもとには「うちの店でも取り扱いたい!」と次々とスーパーからの注文が殺到しました。
そして発売開始から1年以上が経ち、現在では従来の『各務原キムチ』とすっかり肩を並べて市内スーパーの店頭で販売されています。

従来品より塩分が25%もカットされた減塩『各務原キムチ』。
「減塩でも“普通に”美味しいね」のお褒めの言葉が、実は一番評価が高いのです。
さらなる挑戦!減塩キムチの素を作りたい!
減塩『各務原キムチ』の商品化に見事成功したわたしたちは、さらに減塩を推し進めるにはどうしたらいいのかと考えました。
そもそも、減塩が身体に良いとは分かっていても「減塩食品は薄味で美味しくない」というイメージや、「減塩って手間がかかってめんどくさそう…」という思い込みがあるようです。
ならば、万能調味料である『各務原キムチの素』の減塩版を作れば、メニューアレンジを増やしながらもっと手軽に減塩食生活ができるのではないかと考えました。しかも、「キムチの素」は各メーカーから販売されていますが、「減塩タイプ」はまだどこも手付かずのためニーズは十分にあるはずだ。
そこで、「手軽に」「より多くの食事メニューを、減塩でもおいしく!」を実現するため、再びカネミツとタッグを組み、減塩『各務原キムチの素』の商品化を目指すことにしたのです。
このプロジェクトを通して、
「減塩」って手軽にできるんだ!
「減塩」でもおいしく食べられるんだ!
と実感してもらうことで、皆さんの減塩対策の意識が高まり、高血圧症の原因となる「塩分の摂り過ぎ」改善につながり、健康寿命が延びていくことを信じています。

減塩『各務原キムチの素』が秘める無限の可能性を引き出すため、各務原市×キムチメーカー カネミツ×キムチ日本一の都市研究会による三者会議。


『各務原キムチの素』を使った料理いろいろ。和洋中どんなメニューにも使える万能調味料です!
寄附金の使い道
皆さまからいただいた寄附金は、下記の事業のために大切に使わせていただきます。
- 減塩『キムチの素』の共同開発事業にかかる経費
- 開発した減塩『キムチの素』のPRにかかる経費
※目標金額に達しなかった場合も、上記の費用として活用させていただきます。
また、目標金額以上のご寄附がいただけた場合については、当市の産業振興に関することに活用させていただきます。
今後のスケジュール
令和7年10月 | クラウドファンディング開始 |
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令和7年10月~ | 商品開発継続 (商品の試作、パッケージデザインの制作など) |
令和8年1月 | クラウドファンディング終了 商品完成 返礼品として発送予定 商品の販売開始 |