入園無料で山形県唯一の動物園が、これからも野生鳥獣類の救護を続け、動物たちの未来を創っていくために。

役場と動物園
河北町役場に隣接する河北町児童動物園は、もとはと言えば怪我をした鳥獣類を保護したことから始まりました。昭和28年に旧保育所で子どもたちの情操教育の一環として今の動物園の前身をスタートし、以来飼育数を広げながら、今では山形県内唯一の動物園として町内外の人々が多く訪れる施設となっています。
昨年「多くの人に親しまれ、賑わう動物園」「来園者にやさしい動物園」「動物にやさしく良好な飼育ができる動物園」を基本方針として屋内展示施設の建設などのリニューアル工事を実施し、令和7年4月27日にリニューアルオープンを迎えました。クラウドファンディングにご支援いただいた皆様、大変ありがとうございました。

リニューアルオープンした動物園の屋内展示施設
365日いつでも入園無料!山形県内唯一の動物園

ポニー
当園では、現在約30種約130の動物たちが暮らしており、山形県では唯一の動物園ながら、全国の動物園に比べるととても小さい動物園です。ライオンやゾウなどの大型の動物はいませんが、それでも譲り受けたポニーやシカのエサやり体験、ヤギやヒツジ、ウサギとのふれあい体験などを行うことで、動物園を訪れる多くの方々に楽しんでいただいており、平日には幼稚園や小学校の遠足でたくさんの子どもたちが訪れ、休日にはご家族連れで大変賑わっています。

エサやり体験
山形県の野生鳥獣類救護所としての役割
河北町児童動物園の多くの動物は、身近に生息する動物や鳥たちです。それは、山形県の「野生鳥獣類救護所」としての役割を担っているからです。当園は「野生鳥獣類救護所」であることから、怪我をした小動物や鳥などを救護しています。その中には、ケガの具合などにより自然には戻ることが難しい動物たちも多く、当園ではそういった動物たちを終生飼育しています。

ニホンザル

ノスリ
クラウドファンディングの使い道は?
いただいたご寄附は、動物たちがより幸せに暮らしていけるよう、「救護動物の応急処置のための医薬材料費」「飼育に使用する消耗品やエサ代」「施設の修繕や維持管理」などに大切に活用いたします。
目標金額に達する/達しないにかかわらず、上記使い道へ活用させていただきます。
~飼育員より~
いつも河北町児童動物園を応援してくださり、ありがとうございます。河北町児童動物園は、町のみんなの身近な動物園で、自分自身も子どもの頃に通った動物園で楽しく働いています。野生鳥獣救護所として、ケガをした動物たちの救護もしていますが、近年は、エサ代、消耗品代、救護した動物たちの医薬材料費などの管理費が増えています。今後も河北町児童動物園では、野生鳥獣救護所として、動物たちの未来と命を守っていきたいと思っています。これからも動物たちの笑顔と未来を守るためには、皆様のご支援が大きな力になります。一緒に命を守りましょう。

ふれあい体験