町内の特産品生産拠点“食品加工場”を新たに整備し、
毛ガニの魅力を地域で加工・発信!

北海道道央圏・日高地方に位置する新ひだか町は、日高山脈と太平洋に抱かれた自然豊かな地域です。漁業や農業に加え、競走馬の産地として知られ、“サラブレッドのふるさと”とも称されるこの町では、地域資源を活かした2次産業の強化が課題となっています。
これまで、地域の限られた環境の中でも工夫を重ねながら、毛ガニの浜ゆで加工に取り組んできました。その積み重ねた技術と経験を活かし、今回は新たな設備を導入することで、より品質と安定供給の向上を図ってまいります。

スチーム式ゆで釜で、
加工の質とスピードを革新
従来使用していたガス式のゆで釜では、再沸騰までに約40分を要しており、作業効率と品質面の両立に限界がありました。今回新たに導入を予定しているスチーム式ゆで釜では、再加熱がわずか10分程度で完了し、蒸気による均一な熱分布により味ムラのない仕上がりが可能になります。
この機器の導入により、品質のさらなる向上と生産性の向上が両立できる体制へと進化していきます。

浜ゆで毛ガニのおいしさの理由
新ひだか町では、日高沖の海で水揚げされた旬の毛ガニを活きたまま浜でゆで上げ、そのまますぐに箱詰めしてお届けしています。発送は毎年2月中旬から順次行っており、数量限定・期間限定の特別な返礼品です。
日高地区での毛ガニ漁は、1月下旬から3月下旬までの約2ヶ月間に限られており、この期間中の毛ガニだけをお届けします。冷凍は一切行わず、鮮度と味わいにこだわった冷蔵直送です。
- 職人の技が生きる“浜ゆで”製法
毛ガニの美味しさを引き出すには、ゆで方がすべてです。活きたままゆでるのはもちろん、塩の選定やゆで時間の微調整まで、熟練の手仕事で仕上げています。 - ゆで上げから発送までのスピード
浜でゆで上げた毛ガニは、当日中に箱詰めされ、鮮度を保ったまま発送されます。甘みや旨みを損なうことなく、お手元に届きます。 - “旬”だけをお届けする限定性
返礼品に使用するのは、1月下旬〜3月下旬に水揚げされた毛ガニのみ。解禁期間中の“旬”の味わいを、冷凍処理をせずにお届けいたします。 - 身入りの良い個体だけを厳選
浜ゆで後、身の入りが確認された個体のみを選定し、配送対象としています。品質に満たない個体は除外されるため、どなたにも安心してご賞味いただけます。 - 浜の目利きが一尾ずつ選別
毛ガニの目利きに長けた地元のプロが、浜で一尾ずつ状態を確認しています。本当に美味しい毛ガニをお届けするという想いを持って、選別から発送まで一貫対応しています。

寄附金の使い道
皆さまからのご支援は、新設する加工場の主要設備であるスチーム式ゆで釜や、ゆで釜を稼働していくための周辺設備の整備費用などに充てさせていただきます。
これらの設備により、毛ガニや北海道産のカニを主力とした加工体制を町内に構築し、一貫した加工・出荷の流れを実現してまいります。

新ひだか町の魅力が詰まったリターン
ご支援いただいた方には、新ひだか町の地場産品をお届けします。
- 北海道産「浜ゆで 毛ガニ」
- 日高昆布使用の「特製うなぎ」
- 日高昆布使用の「牛タン」
- その他、ふるさと納税の返礼品として新ひだか町が誇る特産品

プロジェクト達成後の未来
この加工場が稼働すれば、地域住民の雇用創出や一次産業との連携が強化され、新たな地場産品の誕生につながります。
また、町外への加工委託を減らすことで、利益の地域内循環が促進され、持続可能な産業構造の一助となることが期待されます。
なお将来的には、浜ゆで毛ガニに加えて、北海道内で水揚げされるズワイガニやタラバガニなど、その他のカニ類の取り扱いについても視野に入れながら、加工・出荷体制の拡充を目指してまいります。
