新加工場を新設し、
こだわりのシマアジを全国へ!!
須崎市の浦ノ内湾では、古くから養殖業や海上釣り堀を中心とした水産業が営まれています。しかし、近年はコロナ禍による流通の停滞や飼料価格の高騰などにより、地域の養殖業は厳しい経営環境に直面しています。さらに、魚のアラや骨といった未利用部位の廃棄も課題となっており、資源を有効に活用する仕組みづくりが求められています。
こうした中、浦内湾で養殖業を営む幸丸水産が、高知県内の老舗酒造店から、年間約30t排出される酒粕の有効活用について相談を受けたことを契機にプロジェクトが始動しました。
本プロジェクトでは、酒造文化の副産物である酒粕を餌に加えて育てたシマアジを、新たに整備する加工場で部位ごとに商品化し、フィーレやカマ、漬け、出汁パックなどの返礼品として展開します。高品質な魚を一尾まるごと無駄なく活用し、フードロスの削減と地域資源の循環を目指します。

シマアジ加工場の新設

本プロジェクトでは、酒粕を活用して育てたシマアジを、より高付加価値な商品として届けるため、新たに加工場を整備します。魚を部位ごとに加工・瞬間冷凍し、フィーレ、カマ、出汁パックなどとして商品化。これまで廃棄されていたアラや骨なども無駄にせず、資源を最大限活用する体制を整えます。
また、SNSなどを通じて“新しい食の体験”としての発信にも力を入れ、須崎市の魅力や水産業の可能性を全国に発信していきます。
本施設の整備を通じて、養殖業と水産加工業を組み合わせた持続可能なビジネスモデルの確立を目指し、地場産業の収益性向上と地域経済の活性化に寄与します。
全国に食の感動を届けたい!!

浦ノ内湾の豊かな自然環境の中で、一つの生簀あたりで育てる尾数を制限することでストレスをかけず、より自然に近い環境で育てたシマアジは、酒粕の持つ栄養によって高品質な仕上がりとなります。これを一尾まるごと部位ごとに加工し、返礼品として全国の皆様へお届けします。
たとえば、フィーレは刺身や焼き物に、カマは煮付けや塩焼きに、出汁パックは日常の食卓で手軽にお楽しみいただける内容としています。アラなども有効活用することでフードロスの削減にもつなげています。
地域資源の新たな価値を生み出しながら、「須崎の魚」の魅力を存分に味わっていただける品々をお届けすることで、皆様に“食の感動”を体験いただきたいと考えています。

寄附の使い道
いただいた寄附金は、食品加工場建築費、備品費、運搬具等に充てさせていただきます。
寄附金の取扱いについて
目標金額に達しなかった場合および、目標金額を上回るご寄附をいただいた場合につきましては、すさきがすきさ応援寄附金の基金に積み立て、須崎市が実施するその他の事業に有効活用させていただきます。
幸丸水産代表から皆様へ
幸丸水産代表 福本さん

ご夫婦写真
本プロジェクトは、地元で長年親しまれてきた酒蔵さんから「酒粕を魚の餌として活用できないか」とご相談いただいたことをきっかけにスタートしました。酒粕にはペプチド、食物繊維、ビタミンB群、アデノシンなど健康維持に有効な成分が豊富に含まれており、これを活用することで魚の品質向上につながると考えました。
須崎市の穏やかな湾で、1尾ずつ丁寧に育てられた特別なシマアジ。
その名も「美粕祇万アジ(びはくしまアジ)」。
これは、年間8000匹限定でお届けする、幸丸水産だけの特別なブランドです。自然の恵みと、独自にブレンドした栄養価の高い酒粕を使った特別飼料を活かし、味や身質すべてにこだわり抜いた一尾です。
さらに、すべての個体に品質証明書を添付し、安心と誇りをもって皆さまの元へお届けいたします。
「食の素晴らしさをより多くの方に届けたい」「須崎発の最高の商品を届けたい」という想いを胸に、この挑戦に取り組んでいます。地域の未来のため、そして食の価値を広めるため、皆さまからのご支援を心よりお願い申し上げます。
楠瀬市長から皆様へ

市長
須崎市のクラウドファンディングページをご覧いただきありがとうございます。
須崎市の漁業を通じて、より多くの方に食の豊かさ、すばらしさをお届けしたいと思います。
みなさまもご支援をどうぞよろしくお願いいたします。