市民の重要な生活インフラ
「阿武隈急行線」を守りたい!
地域住民に欠かせない阿武隈急行線

昔懐かしの8100形
数あるプロジェクトの中から、当ページをご覧いただき、ありがとうございます。「阿武隈急行線」は、宮城県柴田町と福島県福島市をつなぐ第三セクター鉄道です。阿武隈急行線は全線で24駅ありますが、そのうち角田市には、宮城県側では最も多い4駅(岡駅・横倉駅・角田駅・南角田駅)があります。昭和63年7月1日に全線が開通してから37年が経ち、通勤や通学、通院など市民の生活の足として欠かすことのできない重要な生活インフラとしての役割を担っています。

夕日と阿武隈急行線
阿武隈急行線の現状

阿武急収支及び乗降者数推移(抜粋)
令和元年の東日本台風など、度重なる自然災害や新型コロナウイルス感染症のまん延、さらには人口減少などの影響を受け、近年は利用者数が減少し、会社の経営は厳しい状況が続いています。
角田市にとって、阿武隈急行線は唯一の公共交通機関であり、生活に欠かせない重要なインフラです。阿武隈急行線がなくなれば、通勤や通院に限らず、市内の高校生にとっても通学が困難になります。
角田市としての取り組み
角田市では、市民の重要な生活インフラを守るため、さまざまな利用促進策に取り組んでいます。
体験乗車会&お絵かきトレイン

お絵かきトレイン
車両を活用した親子対象のイベント「お絵かきトレイン&体験乗車会」を開催し、特別貸し切り車両内の窓ガラスに「お絵描き」をし、角田駅から槻木駅までの体験乗車や、運転士なりきり撮影、阿武隈急行株式会社の社員によるワークショップなどを行っています。

体験乗車会&お絵描きトレインのチラシ
絵画コンクール・あぶQウォーク

絵画コンクール
阿武隈急行線にまつわる絵画を展示しています。
沿線自治体と阿武隈急行株式会社が協力し、「あぶQウォーク」や「絵画コンクール」などを実施しています。

あぶQウォーク
あぶきゅうに乗って得しちゃおう
「ポイント引き換え事業」

ポイント引き換え事業 チラシ
阿武隈急行線を利用することで1ポイントが付与され、20ポイント取得した方の中から抽選で地域の特産品などを進呈しています。
このほかにも、市と市民が一丸となって阿武隈急行線の利用促進策を協議・実施する「角田市阿武隈急行線利用促進協議会」を設置しており、運賃助成や通学定期券の購入費助成など、さまざまな利用促進事業が行われています。
寄附金の使い道

新型車両(4車両)
阿武隈急行線を維持するための
設備の修繕や車両の更新費用
沿線住民の生活を支える鉄道として、安心・安全な運行を継続するために、施設の整備や修繕、新車両への更新などの費用に活用されます。

8100形梁川行
阿武隈急行8100形車両の
保存・活用のための費用
昭和63年の全線開通以来、沿線住民の足として活躍してきた8100形車両は、現在新車両(AB900形)へ順次更新されており、8100形は令和7年度に引退します。この8100形車両を後世に伝えるため、車両の保存・活用事業に活用されます。

お絵かきトレイン
市民をはじめとする
阿武隈急行線の利用促進のための費用
より多くの人に阿武隈急行線を利用してもらえるよう、利用促進に向けた取り組みに活用されます。