越知の『子どもたちへの食育支援』プロジェクト!“第3弾”
地域の課題等
越知町は、資源が豊富な仁淀川や横倉山を有しており、その自然豊かな恵みを活かした一次産業が盛んに行われていました。

横倉山
昭和33年4月1日の発足時には13,505人いた人口が、令和7年3月末には4,749人となり、発足当時の4割以下にまで減少しています。
近年は過疎化や高齢化などにより、一次産業の生産量や生産人口も衰退しています。
継続・発展
令和7年度は、昨年みなさまからいただいた寄附金で料理教室・あめご(川魚)のつかみ取り体験イベント・児童養護施設への食品支援や収穫体験イベント・大学生への食品支援などを行う予定となっております。
多くの皆さまからのご支援で、令和8年度も一部事業について継続して行っていきます。
ただ来年度以降もすべての企画を継続して行うには、予算が足りていない状況です。
また令和8年度以降も全国で頑張られている学生・子ども達に越知の特産品を支援するため、皆さまのご助力をお願いいたします。


かつおのわら焼き体験

料理教室(パンケーキ作り)


寄附金の使い道
①町内のこどもたちへの食育支援、子ども食堂や近隣(町に隣接する)の児童養護施設などへの食品支援、町内で行われる料理教室への支援(町外の人も参加可能)
②親が町内にいて県外にいる大学生や高知にきている大学生への支援
③県内の子ども食堂や児童養護施設への支援
④県外の子ども食堂や児童養護施設・大学生への支援
①から優先的に支援していきます。
多くのご支援をいただければ、より多くの子どもたちへの食育支援が行えます。

お父さんとうどん作りを楽しむ子どもたち
効果等
越知町が観光地であることはもちろん、おいしい野菜などの農産物を有していることが、全国的に認知されていきます。

越知町 特産品
そして子どもを含めて大学生などの若い人を支援することで、越知の住民には「越知愛」を育んでもらい、町外の人は「チーム越知」の一員に加わっていただき、多くの方にふるさと納税を「高知でするなら越知で」という越知ファンの獲得が期待できます。
その取り組みの積み重ねは、越知町民にとっては越知町に住み続けることに愛着と誇りを持つことができ、「チーム越知」の人たちは越知町への移住を検討いただいたり、関係人口となって越知町とのつながりがより深くなると考えます。
実際に令和6年度に高知県内の大学に町内から通っている大学生が、『自身の生まれ育った町が、県外から独り暮らしで頑張っている友人に食糧品の支援をしてくれていることで、町の出身ということが誇らしい』とのメッセージを発信してくれており、越知町出身であるということに愛着と誇りを持つことができつつあります。
また本取り組みは、ふるさと納税をした地域の子どもたちだけでなく、流域や県下の児童養護施設や大学などを支援していることが評価され、福井県知事が共同代表を務める、ふるさと納税の健全な発展を目指す自治体連合による、ふるさと納税を活用した優良事例を顕彰する「ふるさと納税自治体連合表彰」を受賞。
さらに、民間企業が主催する表彰制度においても、未来につながるまちづくりの取り組みとして評価され、該当部門にノミネートされました。
官民双方の視点から高い評価を受けたのは、全国で越知町のみであり、地域の魅力と町民の力を結集したモデルケースとして注目を集めています。
このような活動を続けることで、越知町が持続可能で発展するまちになっていきます。

越知町全景