これからも豊かな山里 中之又を残していきたい!

中之又笑楽校
宮崎県木城町中心部から車で50分程の山間部に位置する中之又地区は、令和7年4月1日、人口31人、平均年齢76才、地区内に子供はおらず、学校などの教育施設もない地域ですが、アカショウビンなどの希少な野鳥、ホタルなど希少な昆虫が生存する自然豊かな山里です。

中之又神楽
地域の主な生業は農林業で、柚子や原木椎茸の生産のほか、これらを使った特産品を生産しており、その他、中之又鎮守神社で奉納される中之又神楽が「米良の神楽(西都市・西米良村・木城町)」の一つとして、令和5年に国の重要無形民俗文化財として指定され、貴重な地域資源となっています。

中之又風景
しかしながら、先述のとおり人口減少と高齢化により、空き家の増加や生業の後継者不足、神楽の舞手不足など、中之又地区の文化的・集落的な存続が危ぶまれており、中之又地区の集落的・文化的に貴重な資源を残していくためにも、持続可能な地域づくりに官民連携で取り組んでいく必要があります…。
中之又地区を再生していくために!
➀中之又神楽を世界に!大阪・関西万博で“中之又神楽”を披露します!

神楽
国指定重要無形民俗文化財「米良の神楽」の一つである中之又神楽の魅力を広めるべく、大阪・関西万博で披露するほか、中之又地区の貴重な地域資源として発信し、神楽を活かしたツーリズムのプログラムとして活用し、人を「魅了」し、「呼び込む」資源として活用していきます。
②地域資源を活用し“生業をつくり”、“人を呼び込む”

特産品
豊かな山里 中之又をこれからも残していけるよう、
「①地域で稼ぐ仕組みづくり」
「②民俗・文化・伝統芸能の継承」
「③有機農畜産物の振興」
の3つの軸で持続可能な地域づくりを官民連携して推進していきます。
具体的には、地域資源である柚子、原木椎茸、こんにゃくをはじめ、国指定重要無形民俗文化財である中之又神楽を活かし、特産品開発やグリーンツーリズムなどの体験事業を実施しながら、地域資源の高付加価値化、関係人口・交流人口の拡大を目指していきます。
また、地域住民で組織する地域運営組織の法人化に向けたビジネス支援のほか、空き家や休耕地を活用した有機農業の実践を行い、地域での「生業」と「人」の確保に繋げていき、持続可能な地域として地域再生を目指していきます。
中之又地区の文化的・集落的存続、これからも中之又地区を残していく

中之又柚子
人口減少と高齢化が進展する中之又地区で、同取組により中之又地区での地域資源を活かし、生業と人を確保することで、移住・居住をはじめ、二地域居住などを推進し、空き家や生業の後継者不足、中之又神楽の継承、空き家や休耕地の利活用などの地域課題を解決し、今後も中之又地区が文化的・集落的に存続していけるような仕組みをつくり、同地区の貴重な伝統・民俗文化を後世に繋いでいきます。
寄附の使い道

中之又神楽
- 中之又神楽を大阪・関西万博で披露するための旅費等費用
- 中之又地区の農産物等の販路拡大・PRに向けたフェア実施費用
- 地域資源を活用した特産品開発に係るパッケージ費用
- 地域資源を活用した体験事業(こんにゃくづくり体験、神楽体験など)、地域住民との交流を入れ込んだ山暮らし体験事業に係る費用
- 中之又地区の地域再生に向けた外部専門家招集費用