足羽川桜並木を次世代へつないでいきたい!
足羽川(あすわがわ)桜並木とは

福井市の春を象徴する名所、全長2.2km、約600本の足羽川桜並木。
1990年(平成2年)には「日本さくら名所100選」にも選ばれ、開花時期には、桜のトンネルとして美しい景観をつくり出し、福井市民のみならず、県内外の大勢の方に親しまれています。
令和6年3月には北陸新幹線の金沢ー敦賀間が開業し、これまでよりもさらに多くの方が、足羽川桜並木の美しい景観を楽しむために訪れています。
足羽川桜並木が衰退してきています

この桜並木は戦災や震災、水害という数多くの災害を乗り越え、1952年(昭和27年)の福井復興博覧会を機に災害復興のシンボルとして、市民から集めた浄財によって植えられ、70年以上大切に育てられてきました。
しかし、この桜並木も、衰退が始まり、台風や積雪によって倒木するなど、桜が少しずつ無くなりつつあります。法の規制により、同じ場所に新たに植えることもできないため、このままでは足羽川桜並木を次世代へつないでいくことができません。
足羽川桜並木を次世代へつないでいくための取り組み

福井市では、2023年までボランティアの協力をいただきながら、伸びた枝を剪定し、害虫を駆除するなど、桜の維持管理に取り組んできました。しかし、このような維持管理の取り組みだけでは、桜並木の衰退に歯止めがかからず、次世代へとつないでいくことに限界が来ています。
そこで近年、桜を長寿命化させ次世代へとつないでいくために、「強剪定」という処置を行っています。強剪定とは、伸びた枝を伐採する剪定と違い、衰退した幹や枝を伐採し、桜の萌芽成長を促すものです。
この強剪定という方法は、桜の名所として有名な青森県弘前市の弘前公園内の桜で行われており、弘前公園には足羽川の桜を上回る樹齢100年を超える桜が多く咲いています。
足羽川桜並木には、2024年から2028年の5年間に強剪定が必要とされる桜が約220本あります。市ではこの桜を5年かけて強剪定を行い、30年先も50年先も足羽川桜並木に親しんでいただけるよう守っていきたいと考えています。
寄附金の使い道
主に強剪定に係る費用に活用させていただきます。そのほか、桜の成長を促すため肥料を撒いたり、桜の状態に応じた治療、伐採した枝を再利用した商品の開発に取り組みます。
目標金額に達しなかった場合、目標金額以上の寄附をいただいた場合、どちらも寄附の範囲内で強剪定を実施します。
事業実施スケジュール
2025年11月下旬~2026年2月下旬にかけて強剪定や施肥、治療を行います。
寄附者の皆様へ
銘板及び福井市HPへのお名前の記載
本プロジェクトでは、衰退が始まっている桜、約220本に5年間かけて強剪定を行っていきます。
この足羽川桜並木を次世代へつないでいく取り組みに、ご寄附いただいた方には、福井市HPにお名前を掲載(希望者のみ2025年9月頃から2026年3月末まで)いたします。
また、約220本の桜の強剪定が終わり次第、足羽川堤防沿いにお名前(希望される方のみ)を刻んだ銘板を設置することを予定しています。
かけがえのないふるさとへの思いを、あなたのお名前を銘板としてぜひ形に残しませんか。
希望される方は、寄附フォームの備考欄に以下の番号を記入してください。HP及び銘板への掲載をどちらも希望しない場合、記入の必要はございません。
ふるさと納税制度を利用するため、福井市在住の方に返礼品はありませんが、福井市HP及び銘板へのお名前の記載は福井市在住の方であっても可能です。
掲載希望番号
①…福井市HP○、銘板○
②…福井市HP○、銘板×
③…福井市HP×、銘板○