妙高山といもり池の景観と自然環境を守るプロジェクト~市がいもり池周辺の土地を取得し、景観と自然環境を守り未来へつなぎたい~

妙高山といもり池の景観と自然環境を守るプロジェクト~市がいもり池周辺の土地を取得し、景観と自然環境を守り未来へつなぎたい~

新潟県妙高市 新潟県妙高市

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最終更新日時:2025年06月07日 01時00分

  • # 景観・自然保護
新潟県妙高市 プロジェクトオーナー

新潟県妙高市

妙高市(みょうこうし)は新潟県南西部に位置し、妙高山をはじめとする雄大な山々、いもり池や笹ヶ峰高原などの豊かな自然景観、歴史を持つ温泉地が共存する、自然と文化が息づく人口約3万人の市です。
また「妙高戸隠連山国立公園」の中心に位置し、春は高原の花が咲き誇り、夏は緑深き山々に親しみ、秋は錦に彩られ、冬は一面の雪景色に包まれるなど、四季折々に表情を変える自然は訪れる人々に癒しをもたらしています。

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いもり池に隣接する大切な土地を市が取得し自然環境と妙高山の美しい景観を守りたい!

妙高市が誇る美しい自然の中でも、「いもり池」は多くの方々に親しまれてきた特別な場所です。
妙高戸隠連山国立公園を代表する場所にあり、ミズバショウの群生地としても知られ、妙高山を背景にしたその景観は、多くの人々を魅了してきました。
近年では、陸地化や乾燥化が進み、ミズバショウの数が少なくなってきており、その豊かな自然環境を守ることが今、より大切になっています。
いもり池の西側に位置する法人所有の土地(約5,500㎡)には、池へと水を届ける大切な水路があり、自然の生態系を支える上でも重要な役割を果たしています。また、この場所は、いもり池の遊歩道から妙高山を望む美しい景観の一部でもあり、地域の皆さんや訪れる方々にとっても、かけがえのない自然のひとつです。
もしこの土地が他の用途に転用されれば、自然環境や景観に不可逆的な影響を及ぼす可能性があります。妙高市はこの土地を取得して公有化し、適切に保全・管理することで、自然の再生と地域の持続的な発展の両立を目指しています。

妙高山といもり池(正面から)

妙高山といもり池(正面から)

市がこの土地を取得することの意義(土地取得後に期待される効果と展望)

市がこの土地を取得することの意義(土地取得後に期待される効果と展望)

この法人所有の土地については、自然環境の保全という観点から妙高市が取得を希望し、法人の皆さまにもご理解とご協力をいただいたことで、市がこの土地を取得する方向で話が進められることとなりました。妙高市がこの土地を取得することにより、次のような大切な価値を守っていくことが可能になります。

① いもり池の自然環境保全

いもり池に隣接する土地を適切に保全することで、いもり池の水質の維持やミズバショウの再生が期待されます。いもり池は、多様な動植物が生息する豊かな生態系の一部を成しており、こうした取り組みは地域全体の生物多様性の保全にもつながると考えられます。

② 妙高山を背景とした景観保全

いもり池から望む妙高山の美しい自然景観を大切にするため、周辺の建物のあり方にも配慮してまいります。この景観は、地域の魅力を伝える大切な観光資源の一つでもあります。

③ 自然と調和した土地利用

自然環境や景観が守られることで、地元の皆さまはもちろん、いもり池を訪れる多くの方々にとっても、将来にわたって変わらぬ魅力を感じられる場所であり続けることが期待されます。
なお、市が取得する土地については、構造物を建設せず、自然の姿をそのまま大切にしていく方針です。こうした取り組みにより、周辺地域を含めた土地全体を、自然環境の保全に向けて適切に活用してまいります。

妙高山といもり池(ビジターセンター側から)

妙高山といもり池(ビジターセンター側から)

ミズバショウと水路

ミズバショウと水路

ミズバショウと土地

ミズバショウと土地

妙高山と水路とミズバショウ

妙高山と水路とミズバショウ

妙高の自然環境と景観の未来づくりにご協力ください

妙高市では、このたびの土地取得にあたり、必要な財源の確保に取り組んでまいります。
しかしながら、市の財政状況を踏まえると、すべてを市の予算のみでまかなうことは難しいのが現状です。そこで、皆様のお力添えをいただきながら、地方創生応援税制(企業版ふるさと納税)やクラウドファンディングといった仕組みを活用し、広く資金を募らせていただきたいと考えております。
今回の土地取得に必要な費用のうち、400万円をクラウドファンディングによりご支援いただくことを目標としています。
企業の皆様、そして全国の皆様からのあたたかいご支援を通じて、この大切な土地を未来へと受け継いでいくための基盤を築いてまいりたいと考えています。
この取り組みが実現すれば、いもり池と妙高山が織りなすかけがえのない自然景観を次世代へとつなげていくことが可能になります。

ミズバショウ近景

ミズバショウ近景

皆さまのご理解とご協力を、心よりお願い申し上げます。

自治体からのメッセージ

妙高市は、日本有数の豊かな自然環境と多様な生態系に恵まれた地域であり、その象徴の一つが「いもり池」です。
いもり池は、妙高山を背景とした絶景スポットであると同時に、地域の自然・文化・教育・観光の結節点として重要な役割を果たしてきました。
このたび妙高市では、「いもり池とその周辺環境を次世代に引き継ぐ」ことを目的に、法人所有地の一部を取得し、市民や来訪者とともに守り育てていく新たなプロジェクトを立ち上げました。

妙高市長 城戸 陽二

妙高市はこれまでも、SDGsの理念を踏まえ、人と自然が共生する持続可能なまちづくりに取り組んできました。人口減少と少子高齢化が進む中においても、このかけがえのない自然を未来へと引き継ぎ、誰もが「妙高に住んでいて良かった」「また訪れたい」と思えるまちであり続けるためには、市民の皆様をはじめ観光客の皆様、企業の皆様などと連携しながら、新しい共創のかたちを築いていくことが不可欠です。
本プロジェクトの趣旨にご賛同いただき、ぜひとも皆さまのお力添えを賜りますよう、心よりお願い申し上げます。

妙高市長 城戸 陽二

妙高市長 城戸 陽二

※プロジェクトの成果情報は申込み時のデータであり、実際に入金されたデータではありません。

※入金の確認が取れた時点などで正確なデータに修正させていただく場合があります。

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