『“脱”消滅可能性自治体』「阿久根市」が始動する人材・人手不足解消プロジェクト
全国の自治体が人材・人手不足の課題を抱える中、独自の『人材・人手不足等解消プロジェクト』を実施し、人手不足の解消を図ることで、『人材・人手不足解決のモデル』となることを目指します。
25年後には将来推計人口が半減すると予測されている阿久根市。。。。
人口の社会減対策や人手不足対策は“待ったなし”の状況です。
阿久根市の人口は、2024年3月時点の約18,000人から、2050年には約9,600人と、今後25年間で約50%減少することが予測(国立社会保障・人口問題研究所)されており、人口戦略会議のレポートにおいては、いわゆる「消滅可能性自治体」に分類されています。
このような中、令和5年10月に本市が実施した調査では、約70%の市内事業所等が「人手不足」を経営課題に挙げ、約60%の企業が実際に「従業員が不足している」と回答するなど、人材・人手不足は、多くの事業所等における課題となっています。
また、小規模事業者が多い本市においては、経営者も生産現場等で労働せざるを得ず、マネジメントに注力することが困難な状況にあります。このため、人手不足の中でも「攻めの経営」が可能となるよう、事業者の生産性向上を支援する必要があります。
このことから、国内全体で人口減少が進んでいく中においても、本市の産業を維持・発展させるための『人材・人手不足等解消プロジェクト』を始動します。
人材不足解消プロジェクト詳細
- 地域外からの若手人材の移住等を目指す「職業体験型ワーケーション」
- 地域外からの若い世代の移住等の促進
- 事業所における若手人材等の受入体制整備の支援Uターン・Iターン人材の受け入れ促進
- 市民等の「副業・兼業の促進」
- 市民の方の「副業すること」についての意識醸成
- 事業所における副業・短時間労働者の受け入れに関する体制整備支援
- 副業希望者と事業者のマッチング支援
- 市役所職員の副業促進
- 個々の事業所等の「生産性向上セミナーの開催」
- 経営マネジメント力の強化支援
- デジタル化・自動化・機械化による労働力補完推進
- トヨタ式カイゼンの推進
全国の自治体が人材・人手不足の課題を抱える中、『人材・人手不足等解消プロジェクト』を実施し、人手不足の解消を図ることで、『人材・人手不足解決のモデル』となることを目指します。
職業体験型ワーケーション
事業概要
地方への移住や多拠点的生活を検討している若い世代の方向けに、阿久根市の産業を支える農業、漁業、製造業などの仕事を体験や、豊かな自然や食、これらを活かした体験型観光、楽しく温かい「阿久根市民」の魅力を体感いただくため、1週間の「阿久根体験プログラム」を提供します。
- 職業体験
1週間のうち3日間程度、農業、漁業、製造業、サービス業などの事業所において、職業体験を行っていただきつつ、事業所が有する課題解決への提案などを行っていただきます。 - アクティビティ体験
阿久根の地域資源を活かした体験(シーカヤックやサップ、まち歩きなど)や楽しく温かい市民の方などと交流を行っていただきます。 - 職業体験型ワーケーションの様子
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スケジュール
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職業体験の様子
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アクティビティの様子
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宿泊場所
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寄附の使い道
皆様からいただいたご寄附は、「人材不足解消プロジェクト」に活用させていただきます。
※目標金額に達しなかった場合でも、本プロジェクトは実施いたします。
※目標金額以上のご寄附をいただいた場合、次年度以降の本プロジェクトへの活用及び支援事業の拡充など趣旨に沿った支援事業に活用させていただきます。
市長あいさつ
阿久根市が推進する『人材・人手不足解消プロジェクト』にご賛同・ご支援いただき、心から感謝申し上げます。
国内全体で人口が減少する時代となり、本市においてはその動きが特に顕著で、令和6年4月に人口戦略会議が発表したレポートでは、本市は「消滅可能性自治体」に分類されてしまいました。
この厳しい現状を踏まえ、人口の社会減対策や人材・人手不足対策を加速化し、「消滅可能性自治体」から脱却を図るべく、阿久根市版の『人材・人手不足解消プロジェクト』を始動します。
このプロジェクトでは、「地域外からの新たな人材の確保」、「今いる人材への副業・兼業の促進」、「個々の事業所等の生産性向上」の3つにより、人材不足解消の実現を目指してまいります。
その中でも、阿久根市では「今いる人材の副業・兼業の促進」において、柔軟な働き方を地域に広げていくための第1歩として、令和6年12月から市役所職員の営利企業等での副業も促進していくこととしたところです。
消滅可能性自治体である阿久根市の挑戦を応援いただければ幸いです。