こどもまんなかプロジェクト「オモロー授業発表会in小林市」
こどもまんなかプロジェクトは、社会問題となっている「不登校」や「いじめ問題」などを教育課題として捉え、地元高校生などで「絆を結ぶ物語」実行委員会を組織し、様々な課題解決に取り組むプロジェクトです。
今回は、「オモロー授業発表会in小林市」として九州管内の個性的な授業を実践されている先生方を小林市に招聘しピッチ(ショートプレゼン)を行い、楽しく学べる環境を構築します。高校生が企画・運営を行い、地域のため自分たち将来のため、小林市の教育未来のためにJKが本気を出すプロジェクトです。
小林市の未来のために、今の私たちJKにできること!
私達は「絆を結ぶ物語実行委員会」の夢見る高校生・小学生として活動をしています。
「絆を結ぶ物語実行委員会」とは市内の小林高校、小林秀峰高校、小林西高校の3校から地域の活性化に積極的に取り組みたいという高校生が集まって小林市でのイベントや講演会を自分たち高校生が企画・運営を行い、地域のためにそして自分たちの将来のために様々なことに携わってたくさんの講演会を企画しています。
そんなわたしたちが注目した企画は全国各地で開催されている「オモロー授業発表会」です。
オモロー授業発表会とは
「オモロー授業発表会」とは、「夢見る小学生」という映画を見た株式会社ワンピース代表取締役会長の久本和明氏が、「教育の本丸は公立学校にある。」「地域の小中学生にも、必ず夢見る先生たちがいるはずだ。」という想いのもと、2023年に立ち上げた会です。
これまでに、全国で北は北海道から南は沖縄まで、35市町村で計90回(予定を含む)を超える開催をしており、毎回参加者は100人から300人にわたり、大きなムーブメントとなっています。
「オモロー授業発表会」の魅力は4つ!
①主催者が教員ではなく、地域の方や保護者!
小林市は地域の高校生と小学生が主催します!
私達高校生と小学生は普段、学業や部活等がある中で企画から運営までを行っています。教員が企画をしていないというところで、兼職兼業などの兼ね合いも含めて、持続可能な設計となっています。
②主に公立の先生が登壇者
オモロー授業発表会は、地元の公立の教員を含む8人程度が登壇し、それぞれ10分程度のプレゼンを行います。
日頃の授業実践を発表することで、多くの参加者等から「楽しかった!」「希望がもてた!」「学校っていいなぁ~!」という声があがっています。教育現場に持ち帰り、すぐ実験できる内容が多いので「教員研修」の役割も果たす内容にもなっています。
③立場を超えたコミュニケーション(対話)が展開される
このイベントの主役は、登壇者というより参加する皆さんです。
登壇者のプレゼン後、参加者同士で感想を語り合うという時間を設定します。
そこでは、保護者・教員・子ども・教育委員会・行政などの立場を越えて、小林市の教育の在り方や授業の方法等をよりよくしていきたいという想いのもと、有意義な対話が繰り広げられ、地域から教育を盛り上げていこうという地域住民参加型の会を目指しています。
また、これから教員を目指す高校生たちも参加する予定です。高校生たちが憧れる教師像が明確になるのではとワクワクしています。
④涙流れる感動の場が広がりを生む
イベントの最後には、夢みる高校生主催者があいさつをします。
どのような想いでこのイベントを企画し、準備してきたかをしっかり伝えようと考えています。感極まって涙してしまうかもです。
私たちの活動を体感されて「私の地域でもやりたい!」という輪が広がっていくと嬉しいです。
そして!!!
今回小林市で開催する「オモロー授業発表会in小林市」は全国初となる高校生と小学生だけでの企画運営となると聞いています。もちろん高校生も登壇予定です!!
勉強が苦手な人や授業に対してなかなか前向きになれない人、学校に行きづらい人、また将来、教育関係の仕事につきたい人や興味のある人、将来の夢がはっきりしてない人、保護者、教員の方々、地域の方々、私達の企画・運営を通していろんな世代の人にこれからの小林市の教育に希望を持っていただきたいです!!
ぜひ、たくさんの方々に足を運んでいただきたいと思っています。
こどもまんなかプロジェクトの開催
こどもまんなかプロジェクト
期日:令和7年1月12日(日)
会場:TENAMU交流スペース(小林市)
主催:「絆を結ぶ物語」高校生実行委員会
共催:小林市教育委員会
内容
第1部 10:30〜12:00 「絆を結ぶ物語楽園:成澤俊輔さん講演会」
第2部 13:30〜16:00 「オモロー授業発表会in小林市」
※当日は2部構成で「こどもまんなかプロジェクト」として実施いたします。
第1部は、高校生だけで主体的に活動している箱のない学校「絆を結ぶ物語楽園」として開催します。絆を結ぶ物語楽園は、校長先生・副校長先生等のすべてを高校生たちで組織しています。楽園のコンセプトは、『友だちのように大人と出会う場所』:です。
支援金の目的について
こどもまんなかプロジェクトを行うにあたって、講師を県外からお招きしたり、会場設営等にどうしても資金が必要となります。趣旨をご理解いただきご協力をお願いいたします。