美しい桜並木を未来につなぎたい
未来へと繋ぐ美しい桜並木を守るために、ご支援をお願いします
福岡県岡垣町は、福岡市と北九州市のほぼ中間に位置し、豊かな自然に恵まれた人口約3万1千人の町です。海岸線には美しい砂浜が広がり、背後には緑豊かな山々が連なっています。
この自然環境を活かした観光にも力を入れ、四季折々の風景を楽しめる場所として、多くの観光客が訪れます。
岡垣町と宗像市にまたがる「湯川山」(標高471m)は、その自然の象徴的存在です。
この湯川山さくら道には、300本以上の桜の木々が立ち並び、春になると桜のトンネルが訪れる人々を迎え入れます。
シーズン中には約1万人もの見物客が訪れ、美しい景観に魅了されます。
湯川山のさくら道
桜とともに歩む歴史
湯川山の中腹には、昭和39年に開山された「成田山不動寺」があります。
千葉県成田市の真言宗智山派大本山、成田山新勝寺から不動明王を迎えて建立されたこの寺院は、標高200mの高台にあり、玄海灘や三里松原を見渡す絶景の地に位置しています。寺院周辺もまた、桜の名所として知られ、春には参拝者と観光客で賑わいを見せます。
成田山のさくら
この桜並木は、長い年月をかけて地元の人々や多くの訪問者に愛されてきました。
町としても、桜の景観を重要な観光資源と捉え、毎年春には夜桜のライトアップや提灯の点灯を行い、幻想的な風景を楽しめるイベントを開催しています。
この桜並木は、地域のシンボルとして、住民にとっても特別な存在です。
桜並木に迫る危機と未来への挑戦
成田山のさくら
しかし、近年、桜の樹齢が進むにつれて、木々に深刻なダメージが見られるようになりました。
特に、桜の高齢化や「てんぐ巣病」と呼ばれる病害の伝染により、内部腐食が進み、木が衰弱しています。
このままでは、倒木や落枝の危険が増加し、桜並木の美しい景観が失われる恐れがあります。
町では、毎年桜並木の消毒や剪定を行い、桜の保全に力を入れています。
しかし、樹木の老化に伴う手入れはますます困難となり、維持管理費も増加しています。
このままでは、将来的に桜の名所としての価値を守り続けることが難しくなってしまうかもしれません。
そこで、私たちはクラウドファンディング型ふるさと納税を通じて、皆様からのご支援をお願いしたいと考えています。
この美しい桜並木を次の世代へと引き継ぐために、皆様の協力が必要です。
寄附金の使い道
皆様からいただいた寄附金は、以下の目的で大切に活用させていただきます。
1. 桜並木の保全作業
病害への対策や剪定、消毒など、桜を健康な状態に保つための費用として使用します。
2. 桜の維持・管理費用
長期的な管理計画を実施し、未来にわたって桜並木を守るための維持費用として活用します。
3. 桜を中心としたイベント運営
夜桜のライトアップや提灯の点灯、その他の観光イベントを通じて、桜の魅力を多くの方に伝えるための資金とします。
未来のために、今できること
桜は、日本の春を象徴する花であり、桜並木は多くの人々にとって特別な場所です。しかし、その美しい景色を未来に残すためには、今、私たちが行動しなければなりません。
皆様の温かいご支援が、桜並木の未来を守り、地域に笑顔と感動をもたらす力となります。
どうか、岡垣町の桜並木を未来へと繋ぐために、皆様のご協力をお願いいたします。