「つくばみらい市のお米」がひとり親家庭の食卓を豊かに
未来ある子どもたちをおなかいっぱいにしたい
本プロジェクトの概要
つくばみらい市が目指す子育て環境の充実を強力に推進していくため、ふるさと納税サイト「ふるなび」を運営している株式会社アイモバイルと協働で社会課題解決の糸口を探す実証実験を、令和3年度から毎年実施しています。
日本のひとり親家庭の相対的貧困は先進国としては「最低」の水準であり、そうした困窮家庭への支援は急務です。適度な人口増を続ける「つくばみらい市」においても、流入世帯増に伴う「ひとり親家庭」の増加が想定され、さらにその家庭の貧困に対する問題に対しての支援のあり方が問われています。
つくばみらい市は、今年度も引き続き取組姿勢を全国に示し、お米を通して当市を知ってもらうとともに、生産者支援にもつなげていきたいと思います。
ひとり親家庭の実情
近年、急激な物価高騰により、ひとり親世帯の家計に深刻な影響を及ぼしています。
例えば、給食が利用できない夏休み期間中の実情は、以下の通りです。
調査期間:2024年7月20日〜28日
調査対象:2,111人
夏休み期間中、1日2食以下が34%(約3人に1人の割合)
家族が必要とするお米を買えないことが「よくあった」「時々あった」は計41%
2人世帯で食費が月2万円未満(1食100円)の暮らしをしているのは26%
以下は、調査対象からの[自由記述]より引用しています。
- おかゆにしてかさ増ししたり、もやしでかさ増ししたりしている。
- コンビニで働いているため廃棄を貰ったりしている。
- 夏休みはエアコン代、お昼代と毎回泣きたくなります。
※引用元:ひとり親家庭サポート団体全国協議会(JSPF、32団体)が行った「2024夏ひとり親家庭就労生活調査」のデータ
寄附(ふるさと納税)の主な使い道
みなさまからの寄附につきましては「NPO法人しんぐるまざあず・ふぉーらむ」に登録いただいているひとり親家庭に対し、つくばみらい市内で収穫されたお米(コシヒカリ)を送り、ひとり親家庭の支援として活用させていただきます。
- 全国のひとり親家庭へお届けするお米(コシヒカリ)
- お米の梱包費・輸送費
- 事業広報費
- 配達管理、問い合わせ対応を行うための人件費等
- つくばみらい市での米作り支援
事業スケジュール
支援:3,000円の寄附に対し、5kg程度の米(コシヒカリ)が全国のひとり親家庭に送られます。(予定)
期間:2024年11月1日から2025年1月31日
目標:400万円(1,333世帯相当)
あなたの手で育む支援!米作り体験から繋がる未来
2021年から継続している本プロジェクトでは、これまで多額のご寄附をいただき、ひとり親家庭に多くのお米をお届けすることができました。
第4回となる今回は、昨年までの返礼品のない寄附のみの支援方法は継続しながらも、新しい取組として、ひとり親家庭に実際に届くお米の田植え&稲刈り体験も提供することにいたしました。
寄附金という形での支援にとどまらず、当市と寄附者が長期的に関係を築き、実際にひとり親家庭に届くお米をつくる過程から携わっていただくことで、“支援を実感する機会”に繋げていきたいという思いを込めております。
お米を持つ子供
ご支援の方法は、以下2つの方法から、ご選択いただけます。
- 【返礼品なし】寄附金のみの支援
本プロジェクトページ上部の【プロジェクトに寄附(返礼品なし)】より、ご支援をお願いいたします。 - 【米作り体験付き】寄附金での支援に加え、つくばみらい市での田植え&稲刈り体験
本プロジェクトページ上部の【返礼品】より、ご支援をお願いいたします。※返礼品の寄附金額には、ひとり親家庭に送られるお米の支援分と米作り体験分の費用が含まれています。
※米作り体験に関する詳細は、返礼品ページよりご確認ください。
つくばみらい市米パッケージ
お米の配送風景
※実際の送付するお米とはパッケージデザインが異なる場合があります。
事業スキーム
これまでの「ひとり親家庭を支援する事業」の活動報告
- 実施期間:
第1回 令和3年12月10日~令和4年3月31日
第2回 令和4年12月14日~令和5年1月31日
第3回 令和5年12月8日~令和6年1月31日
- 寄附総額:22,030,000円
- つくばみらい市産のお米の発送総数:約61t、延べ12,335世帯へ発送
※お米の発送量/家庭数は、企業版ふるさと納税の寄附金分も含む。