「おさかなのまち・須崎」の水産加工品の品質を保ち生産量を増やすため、第2水産加工場を建設する
高知県の目玉商材である鰹のタタキを軸に、地元の名産品であるカンパチや、市場で非常に高い人気を誇るサーモンやエビの加工を予定しています。
2023年工場を設置しましたが、全国の皆様のご寄附のおかげで更なる増産体制が必要になり、第2工場建設計画が立ち上がりました。
具体的には、鰹の鮮度や仕入れルート、香り高く仕上がる藁焼き加工、最新の急速冷凍技術など、こだわりを詰め込みつつ、大量仕入れ・大量加工によるコストダウンを実現させます。
また、須崎名物の須崎勘八(すさきかんぱち)は、贅沢な餌を与え手間暇を惜しまずに育てられた高級ブランドカンパチです。
この魚の魅力を最大限に引き出すよう、血抜きの徹底や手早い加工処理を実施し、鮮度そのまま流通へ乗せて全国へお届けします。
サーモンやエビは須崎産ではありませんが、美味しいだけでなく、消費者が使いやすい・食べやすいと思える加工を施し、様々な添加物を使用しない安心安全に召し上がっていただける商品の開発を実施します。
本事業により、より多くの皆様に「“食”のすばらしさを届けたい」、「これまでにない“食”の体験を通じて、須崎市を知ってほしい」そんな想いを形にしていきたいと考えています。
また、須崎市で水揚げされる魚は種類も豊富で、市内では鮮度の高い大変美味しい魚が味わえます。
中には、流通技術が発達した現在においても、現地でしか味わえない魚もあり、これを目当てに本市を訪れる方もおられます。
今回整備する第2加工場は、建設地を魚市場の隣接地とし、工場内部を見学できるようにして、魚市場と合わせて須崎の新たな観光スポットとします。
市場でのセリ体験、加工の見学、鰹のタタキ直売などを一体的に提供できる場とし、須崎の魅力を底上げします。
加工場から出荷される商品をきっかけに、本市に興味を持ち、足を運んでいただける方が増えるよう取り組みたいと考えています。