子どもたちの将来が、生まれ育った環境により左右されないよう、生活困窮世帯等の子どもたちの学習機会を確保したい!
子どもたちの学習機会の現状と課題
様々な事情により生活困窮世帯等が年々増加し、経済的な理由で「学習をあきらめてしまう」子どもたちが増えています。
その結果、進学や就職で不利となり、貧困の連鎖へとつながっています。
子ども学習支援事業とは?
子どもの将来が、生まれ育った環境によって左右されることのないよう、また貧困が世代を超えて連鎖しないよう、生活保護世帯を含む生活困窮世帯の子どもを対象に学習支援、居場所の提供及び食糧支援を実施することで子どもの将来の自立に向けた包括的な支援を行うことを目的に実施している事業です。
甲斐市の取組について
本市では、平成31年度から「貧困の連鎖」を防止するため、生活保護受給世帯を含む生活困窮世帯の子どもを対象に学習意欲を高め、学力や進学率の向上を図ることを目的とし学習支援を実施しています。
また、学習以外にも居場所づくり、日常生活の支援を実施するほか、子供の将来の自立に向けた包括的な支援を行っています。
令和5年度までは中学3年生のみを対象として実施しています。
寄附金の使い道
・令和6年度以降は対象学年を拡大し、中学1年生から3年生までを対象とした学習支援に係る費用
・クラウドファンディングに係る費用
・子どもの福祉に係る費用
※目標金額に達した場合、又、達しなかった場合でも、上記の費用として活用させていただきます。
本事業が目指す未来
生活困窮世帯等の子どもたちの学習意欲と基礎学力の向上を促し、自ら学ぶ力を養うことで、高等学校等への進学や将来における安定就労につなげ、「貧困の連鎖」のない社会を目指します。
そして、将来子どもたちが社会に出たときに、学習機会を通して育まれた知識が生きる力となり助けとなるよう、その第一歩として本事業を継続していきたいです。
子どもたちの未来のために、皆さまのご協力をよろしくお願いいたします。