山陰・奥大山のふもとから、日本一のスケートパークを目指して
鳥取県江府町、廃校になった小学校の分校にBMX(Bicycle Motocrossといわれる小径の競技用自転車)専用の屋内施設が誕生しました。
これは「奥大山Xスポーツ協議会」と町在住のBMXプロライダー冨永勇太さんが作り上げたもので、「Big Mt.Rooms」と名付けられています。
その名の通り、奥大山の景色がばっちり見えるロケーションであることが魅力です。
スケートパークと風景
ジャンプ台をはじめ、パークは手作りの本格コース。また、その立地のユニークさや取り組みの内容により、メディア等からも注目を集めつつありますが、一方で、より本格的な施設にしていくためには、大きな課題がありました。
それは、もともと廃校の建物を活用しているため、経年により水回り(水道・トイレ等)にかかる浄化槽が壊れていること。その修理の見積もりを取ったところ、かなりの費用がかかることが分かりました。
しかしながら、これまでスケートパーク自体の制作・運用に力を注いできたため、大規模な建物修繕に向かうのは困難な状況です。そこで、彼らが立ち上げたチャレンジを応援するべく、本クラウドファンディングを立ち上げました。
校舎外観
これまでの取り組み
廃校になった小学校の分校の存在を知り、そのロケーションに惚れ込んで、イチから作り上げたスケートパーク。地元の人の協力も得ての手作りで、体育館の両端をいっぱいに使ったダイナミックなコースとなっています。
これまでに、練習場所の提供や、競技会などを行い、有名なBMXライダーから未来を担うキッズライダーまでが集う場所となりつつあります。
BMXはオリンピックの競技となり、注目を集める中で、今後この施設がますます成長していくためには、設備面のフォローが不可欠です。
学校の黒板
寄附の使い道
いただいた寄附は、下記の目的にて活用させていただきます。
・BMXパークの建物である旧小学校の浄化槽および水回り(トイレ等)の修繕
・看板等、その他施設リニューアルにかかる費用
計850万円
おわりに
最後までご覧いただきありがとうございました!
江府町は、人口の少ない小さな町ですが、豊かな自然環境や風景など、様々な魅力があります。
このBMXのプロジェクトを通して、そんな地域の良さを伝えていくとともに、たくさんの出会いや笑顔を生み出していけたらと考えています。
ご注目いただけますとうれしいです。
夜のジャンプ