保育園らしくない保育園プロジェクト

保育園らしくない保育園プロジェクト

鳥取県江府町 鳥取県江府町

寄附総額57,435,000

0 達成

目標金額20,000,000

寄附人数3,069

残り日数 42/299

プロジェクトに寄附(返礼品なし)

最終更新日時:2024年12月07日 01時00分

  • # 教育
鳥取県江府町 プロジェクトオーナー

鳥取県江府町

鳥取県江府町(こうふちょう)は、秀峰大山の麓に位置する自然豊かな小さなまちです。
奥大山のブナの森に磨かれた天然水がわたしたちの誇りです。

鳥取県江府町の
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日本一人口の少ない鳥取県の中で最も人口の少ない町「江府町」から日本一の保育園をつくりたい!!

こんにちは。鳥取県江府町役場「保育園らしくない保育園プロジェクト」メンバーです。
令和6年度以降に新設する予定の保育園について、部署の枠を越えたチームにて議論を重ねています。わたしたちは、この町に、今までになかったような保育のかたちを作り出したいと考えています。

「保育園らしくない保育園プロジェクト」メンバー

保育園らしくない保育園とは

保育園らしくない保育園とは、これまでの保育園という建物の常識を突き破り、子どもたちが多様な価値観やバックグラウンドを持つ人たちと出会い、人を介して生まれる様々な体験を重ねながら社会性を育む場所です。
社会性を育むために、町民と「保育園らしくない保育園」に関わる全ての人が、社会性を育成するという意識を持ち、町全体で子どもたちの成長について考えていきます。

子どもたちには小さい頃から多様な価値観を持つ人と出会い、たくさんの経験を重ねることで自分を理解し、将来の夢を見つけて欲しい・・・など。子どもたちの未来を願う町民の声を町の行政職員と(株)オリエンタルランド 豊田啓道さんとの協働により形成し、最高の保育園を目指します。

この度のクラウドファンディングでは、令和6年度に予定している建物のデザイン設計を主とする経費部分について、ご支援をお願いするもので、本プロジェクトに関わってくださった方々に、自分の子どもを通わせたい!と思ってもらえるような場所を目指します!

外部メンバーについて

株式会社オリエンタルランド/豊田啓道 さま

株式会社オリエンタルランド/豊田啓道 さま

1982年大学卒業後、株式会社オリエンタルランドに入社、東京ディズニーランドでは創世記の運営構築、東京ディズニーシープロジェクトは、コンセプト及び事業計画に携わる。
その他、オリエンタルランド社とシルク・ドゥ・ソレイユ社および任天堂社(任天堂DS)との、各共同プロジェクトのプロジェクト責任者を歴任する。

鳥取県日野郡「江府町」について

鳥取県の西部に位置する日野郡「江府町」は、中国地方の名峰「大山」の南側、別名「奥大山」とも呼ばれ、雄大な自然と水に恵まれた町です。

江府町には、公立の保育園と小・中一貫の義務教育学校が1カ所ずつあり、人口約2,500人(高齢化率は49%)の中、園児数は、平均60人前後(0歳から5歳まで)となっています。しかしながら、小さい町だからこそ実施できている施策がたくさんあります。例えば保育料について、第1子から何人でも完全無償化、また、学校給食費完全無償など、子育て支援制度の拡充が進んでいます。
一方で、現有の保育園は建築から40年以上経過しており、施設躯体の老朽化が進んでいます。また、町内の遊具なども経年劣化が著しく、子どもたちに関係する「物的環境」について、新しく変えていく必要性があり、小さな町故の課題が多く存在しているのも事実です。特に少子高齢化・人口減少における課題については顕著にあります。子どもたちの発達促進のために欠かせない重要な保育期において、以前より子どもとの関わりが稀薄になりつつあります。

また、人と人とのつながり自体の稀薄化、これは江府町に限ったことではなく、新型コロナ感染拡大をきっかけに、全国的な問題に変わりつつあるとも考えられます。これからの困難な現代を生きていく子どもたちが、将来、日本や世界中のどこでも誰とでも、臆することなく歩んでいくためにも、社会性を育成することは、非常に大切な点であると考えております。

本プロジェクトでは、そんな子どもたちに関わる全ての環境(ヒト・モノ・自然等の社会)の在り方・関わり方、保育期の子どもたちにとって必要となる保育環境について改めて見つめ直し、保育の在り方、保育の枠を越えた子どもたちの環境(休日の遊びや思い出作り)の形成について取り組んでいきます。

これまでの取り組み

「江府町全体で子どもたちを育てていく。」
保育園らしくない保育園プロジェクトは、令和5年4月から12月にかけて地域と行政が協働し、様々な活動を行ってきました。

保育園らしくない保育園のコンセプト設計

1)町民参加型ワークショップ ~行政×町民2,500人と一緒に子どもたちの未来を描く~

令和5年5月~9月までの約半年間に渡り、保育園らしくない保育園ワークショップを開催しました。保育園の園児とその保護者、保育士をはじめ、地域の方や職員、議員の方まであらゆるバックグラウンドを持つ方々に参加していただきました。

ワークショップ

ワークショップでは、子どもにとって/保護者にとって/保育士にとって/地域にとって という4つの視点から、保育園のあるべき姿について一緒に考えてきました。参加者それぞれの目線で「保育園に必要なこと」「子どもたちの成長に必要なこと」についてそれぞれの想いを共有しました。その結果、地域の方の願いや想いを乗せた、下記のコンセプトが決定しました。

「多様性が府を成し、育む社会性」

このコンセプトは、子どもたちには小さい頃から多様な価値観を持つ人と出会い、とにかくたくさんの経験を重ねることで自分を理解し、将来の夢を見つける等、子どもたちの将来を願う参加者の声をかたちにしたものです。また、「多様性」とは、保護者や保育士、地域の大人だけでなく、生き物や自然等も含まれています。日常的にたくさんの出会いと体験を重ねることで、感性や社会性の成長へと繋げていきたいと考えています。

保育園らしくない保育園のコンセプト設計
2)保育園だより作成

町民の皆様と一緒に取り組んだ事やプロジェクトの進捗情報を月イチペースにて共有してきました。活動に参加できなかった人や、興味関心のある人にも伝わるよう心掛けています。このおたよりは江府町役場のホームページにも掲載しています。

保育園だより

クラウドファンディングの目的

令和5年度に完成されたコンセプト「多様性が府を成し、育む社会性」をベースに、令和6年度からは建物のデザイン設計に移ります。その設計費や全国の保育所視察等に係る経費について、皆様からのご支援・応援をいただけたらと思います。関係者と連携しながら計画を作成し、今後は、令和7年度以降に建築工事、そして令和8年度中の完成を目標としています。

寄附の使い道

今回のクラウドファンディングでご支援いただいた資金は、以下の用途にて活用させていただきます。

・デザイン設計経費
コンセプトに沿った保育園のデザインを設計するための経費

・先進地視察
保育士のスキル向上、保育プログラム再構築のための視察・研修等についての経費

最後までご覧いただきありがとうございました!
江府町は、人口2,500人と小さな町ですが、自然環境に恵まれた魅力があります。このプロジェクトを通して、江府町ならではの、人と人との関わりが生み出す新たな保育環境のかたちを作り出していけたらと思います。
多くの皆様からのご支援をいただけますと幸いです。

応援よろしくおねがいします

※プロジェクトの成果情報は申込み時のデータであり、実際に入金されたデータではありません。

※入金の確認が取れた時点などで正確なデータに修正させていただく場合があります。

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