越知の『子どもたちへの食育支援』プロジェクト!
地域の課題等
越知町は、資源が豊富な仁淀川や横倉山を有しており、その自然豊かな恵みを活かした一次産業が盛んに行われていました。
横倉山
昭和33年4月1日の発足時には13,505人いた人口が、令和5年7月末には4,998人となり、発足当時の4割以下にまで減少しています。
近年は過疎化や高齢化などにより、一次産業の生産量や生産人口も衰退しています。
転機
新型コロナウィルスの蔓延により、コロナ交付金が地方交付税として配分されました。その中で越知町は都市部などで頑張る学生に対して、越知の特産品や生活物資の支援を行いました。
特産品
受け取った学生だけでなく、関係者にも好評でした。
利用した学生のアンケート結果では、来年以降も継続して欲しいや来年以降も利用したいとの希望がありました。
来年以降も継続して欲しい理由に「オンライン授業のため、楽しみが少ない中、助かった」などのコロナ禍での学生たちの楽しみになったり、来年以降も利用したい理由では、「友達におすそ分けして越知の特産品をアピールしたいと思ったから」など越知愛が育まれた内容の回答がありました。
このような交流の中で越知町から県外にでて頑張る学生だけでなく、高知に来てくれている学生、全国で頑張られている学生・子ども達に越知の特産品を支援していきたいと思うようになりました。
寄附金の使い道
①町内の子ども食堂や近隣(町に隣接する)の児童養護施設などへの支援、
町内で行われる料理教室への支援(町外の人も参加可能)
②親が町内にいて県外にいる大学生や高知にきている大学生への支援
③町内の大人への食育支援、県内の子ども食堂や児童養護施設への支援
④県外の子ども食堂や児童養護施設・大学生への支援
※①から優先的に支援していきます。
多くのご支援をいただければ、より多くの子どもたちへの食育支援が行えます。
お父さんとうどん作りを楽しむ子どもたち
効果等
越知町が観光地であることはもちろん、おいしい野菜などの農産物を有していることが、全国的に認知されていきます。
そして子どもを含めて大学生などの若い人を支援することで、越知の住民には「越知愛」を育んでもらい、町外の人は「チーム越知」の一員に加わっていただき、多くの方にふるさと納税を「高知でするなら越知で」という越知ファンの獲得が期待できます。
その取り組みの積み重ねは、越知町民にとっては越知町に住み続けることに愛着と誇りを持つことができ、「チーム越知」の人たちは越知町への移住を検討いただいたり、関係人口となって越知町とのつながりがより深くなると考えます。
そのような活動を続けることで、越知町が持続可能で発展するまちになっていきます。
全景