絶景を望む展望所やカフェスペースを設置する一体的な景観整備プロジェクト
鹿児島県指宿市山川地域にあるヘルシーランド露天風呂「たまて箱温泉」は、温泉に浸かりながら水平線に浮かぶ屋久島などの島々や薩摩富士と呼ばれる開聞岳を望むことができる絶景露天風呂として人気が高い温泉施設です。
TripAdvisor「行ってよかった!日帰り温泉&スパランキング」において、ここ「たまて箱温泉」は、4年連続(通算5回)日本一に選ばれた露天風呂でもあります。
「たまて箱温泉」の横には、昭和18年頃から約20年間、温泉熱を利用した製塩工場がありました。今も工場跡が残っており、塩田跡と温泉源が現存している場所は珍しく、時代変遷を伝える価値の高い産業遺構といえます。
また「たまて箱温泉」から下の海岸には、休業中の砂むし温泉「砂湯里(さゆり)」があります。「砂湯里」は昨年皆様のご支援を賜りまして、令和6年中の営業再開を目指しています。
本市では、この「たまて箱温泉」の景観整備を計画しています。
「たまて箱温泉」からの絶景と塩田跡の産業遺構をもっと多くの方に見に来ていただきたい!という思いから、展望所やカフェスペースなどを新たに設置し、皆様に心地よいひとときを過ごしていただけるよう「たまて箱温泉」からの遊歩道を敷設するなど、一体的に景観整備を行うことで、来場者様に憩いの場を提供できるようにします。
皆様からいただいた寄付金は、今後の景観整備の費用に活用させていただきます。皆様に愛される観光施設となるよう事業を進めてまいります。皆様のご支援をよろしくお願いいたします。
「たまて箱温泉」の空撮映像をご覧いただけます。
https://youtu.be/ZdwUiMNyYXc