地域で愛される番所丘公園に新たな魅力を!!『オートキャンプ場』を整備したい!
県名勝地「牛之浜海岸」から望む夕日
このプロジェクトをご覧いただいている皆様は、阿久根市をご存知でしょうか?
鹿児島県の北西部に位置する阿久根市は、南北約40kmを東シナ海に面していて、美しい海による豊富な海産物はもとより豊かな山々による「阿久根ボンタン」などの特産に恵まれた地域です。
人口は約1.8万人と県内では比較的小さなまちではありますが、阿久根港の水揚げ時などは活気があふれるまちです。
左:阿久根市特産品ボンタン 右:阿久根漁港水揚げ
全国の地方が抱える人口減少の課題においては、本市も例外ではありません。
平成28年から令和2年までの5年間の人口減少が与える影響は、約29億円と推計され地域経済に与える影響は甚大です。
そのような中で本市の強みである「食」や「自然」を生かした観光業などにより交流人口を拡大することによって人口減少による地域経済への影響を軽減し、地域経済の持続的な発展をしていくことを目的に様々な取り組みを進めています。
また、観光統計によると阿久根市の施設利用は年間約44万人で「番所丘公園」、「道の駅阿久根」、「温泉施設」がメインとなっております。
「道の駅阿久根」においては年間利用者約10万人のうち7割は市民による利用とのヒアリング結果もありました。
本市の観光客は日帰りが9割で、トイレ休憩と食事で2時間程度の滞在が大半となっており通過観光地となっている現状があります。
そこで阿久根市では、観光に基軸を置いたまちづくりを促進するため、新型コロナウイルス感染拡大以降の新しい生活様式に伴う少人数での旅行に対応できるオートキャンプ場を整備することといたしました。
地域で愛される番所丘公園に新たな魅力を!!
国道3号線に近接し、今後開通予定の南九州西回り自動車道のインターチェンジ近くにある「番所丘公園」の魅力を更に高めるため、令和6年度からキャンプ場を開場しその後も整備を進めていきます。
番所丘公園 ドローン画像
番所丘公園は、大型遊具、電動ゴーカート、パターゴルフ場、認定グランドゴルフ場、インラインスケート場、スケートボード場などのアクティビティを体験できる公園です。
東シナ海を望むこともできる番所丘公園の一部を「オートキャンプ場」として整備し、さらに魅力を高めていきます。
番所丘公園から望む夕日
オートキャンプ場整備イメージ
具体的には、①オートキャンプサイト、②一般キャンプサイト、③海の見えるキャンプサイト、④ペット同伴OKのキャンプサイトなど、4つのキャンプサイトを整備し利用者のニーズに対応できるキャンプ場を整備します。
オートキャンプ場の基本コンセプト
『参加者による楽しさの創造』
開放的な空間で星空も楽しめる空間
利用を想定している来場者
① キャンプ場を目的とした訪問利用
② 周辺の観光地を訪れるための基地的利用
③ 地元の食材・飲食店と連携した食の提供
④ デイキャンプ・BBQの利用も可能
⑤ キャンピングカー利用可能なキャンプ場
寄附金の使い道
番所丘公園のオートキャンプ場の整備事業や備品の購入など運営に必要な費用に活用させていただきます。
本ページを最後までご覧いただきましてありがとうございました。
本市の取り組みを知っていただけるだけでも大変ありがたく存じます。
鹿児島県阿久根市の取り組みを応援いただければ幸いです。