石巻市伝統の祭り「石巻川開き祭り」第100回記念をガツンとみんなで盛り上げたい!
ページをご覧いただきありがとうございます。宮城県石巻市です。
皆さんは「石巻川開き祭り」をご存じですか?この祭りは石巻最大の祭典で、地元では夏の風物詩として無くてはならない存在のイベントです。今年で開催100回目を迎える伝統の祭りを盛り上げるため、皆様のご協力をお願いします!
「石巻川開き祭り」とは?
石巻市は、宮城県北東部にある街で、東北最大の河川である北上川(きたかみがわ)の河口部に位置しています。江戸時代に「川村孫兵衛重吉」(かわむら まごべえ しげよし)という人物が治水工事を実施したおかげで、港町として発展をしてきました。
川とともに発展した石巻市街地
川村孫兵衛は石巻の築港工事も行い水上交通の整備に努めたため、石巻圏域では河川を使った人や物資の往来が盛んになりました。収穫された米が石巻港に集められ江戸に送られたことから、当時、仙台藩産の米は、江戸で消費された米の3分の2を占めたとも言われます。
日和山公園にたつ川村孫兵衛像
石巻人のアイデンティティ「石巻川開き祭り」!!!
石巻発展の基礎を築いた川村孫兵衛に対して報恩感謝の意を伝えるため、1916(大正5)年から開催された「石巻川開き祭り」は、2023(令和5)年には遂に第100回の節目を迎えます。
祭りでは花火大会のほか、伝統の「石巻大漁踊り」や陸上パレード、川村孫兵衛にちなんだボート競技「孫兵衛船競漕」など、夏祭りならではのエネルギッシュなイベントが盛りだくさん。また、川で亡くなった方を弔う供養祭などの祭儀も厳粛に執り行われています。
石巻川開き祭り 孫兵衛船競漕
石巻川開き祭り 灯篭流し
100回の祭りを受け継ぎ、未来へつなぐために
石巻川開き祭り 花火大会
川開き祭りは、石巻の先人たちが令和の時代まで受け継いできた地元になくてはならない祭りです。100回の節目を盛り上げるため、実行委員会では祭りの規模拡大を検討していますが、社会情勢等により協賛金が減少し、企画実行の見通しが立てにくい状況となっています。
そこで、このページをご覧の皆様にお願いがあります。
ぜひとも「石巻川開き祭り」の趣旨にご賛同いただき、祭り開催資金のご協力をいただけませんでしょうか。石巻のアイデンティティでもある「石巻川開き祭り」。100回の記念祭典を皆さんで作り上げていきましょう!
予算の使用想定項目
- 花火代、打ち上げ施設設置に関わる経費
- 陸上パレード出演者・団体の調整に関わる経費
- 灯篭流し備品や台船設置、従事船手配などに関わる経費
- 写真コンクール開催に関わる経費
- イベントの広報・広告に関わる経費
- 夜間照明・警備等の手配に関わる経費
など
石巻市長 齋藤 正美
最後までクラウドファンディングページをご覧くださりありがとうございます。石巻市長の齋藤正美です。
1916(大正5)年に始まった石巻川開き祭りは、治水工事により石巻発展の基礎を築いた川村孫兵衛重吉翁に対する報恩感謝の祭りとして、また、川の恵みに感謝するとともに川で亡くなられた方を供養する祭りとして、たくさんの方に大切にされてきました。わたしたち石巻市民にとって年に1度のイベントにとどまらず、「石巻市民らしさ」を実感することのできるお祭りとして心の拠り所になっています。
戦争や地震などの自然災害、新型コロナウイルス感染症の流行等によって、中断や規模縮小を余儀なくされた時もありましたが、遂に今年、開催100回目の節目を迎えます。ここまで人々から愛される祭典として受け継がれてきましたのも、石巻市民が熱意を持って祭りの継続に向けて努力してきたことはもちろんのこと、市外・県外の皆様からの多くのご支援のおかげと深く感謝申し上げます。
石巻市では、東日本大震災からの復旧・復興に際して、国内外の多くの方々から様々な形での手厚い支援をいただき、それによるつながりを結ぶことができました。そうした全国の皆様とのご縁を大切にしながら、石巻市としても市内最大の祭典である川開き祭りを盛り上げていきたいという気持ちを強く持っております。この100回という節目にふさわしい祭りとするべく、今一度、皆様のお力をお借りできませんでしょうか。
クラウドファンディングで集まったお金については川開き祭り実行委員会へ送り、祭りの規模拡大に使用していただきます。皆様の想いを胸に、祭りを大きく開催したいと思いますので、ご支援ご協力のほど何卒よろしくお願い申し上げます。
そして、開催の折にはぜひ石巻にお越しいただき、一緒に川開き祭りを楽しみましょう。
最後までお読みくださり、ありがとうございました。
石巻市長 齋藤 正美