食べる、学ぶ、眺めるをコンセプトに大川原高原を再整備し、より多くの人が集まり魅了するような場所をつくりたい!
大川原高原について
佐那河内村を代表する観光スポットとして、大川原高原があります。徳島市内から車でおよそ1時間の場所にあります。高原には約3万本の紫陽花が植えられており、7月上旬からの1ヶ月間は、県内外から多くの観光客がやってきます。また、高原からみる360°のパノラマの絶景は、晴れた日には紀伊半島まで見渡すことができ、夜の星空は手が届きそうなほど輝いて見えます。
眺望以外にも、尾根に沿って立ち並ぶ風車や放牧されている牛、周囲に広がる自然を身近に感じることができるほか、サイクリングやハイキングのコースとしても大きな可能性を秘めている場所になっています。
しかし、ほとんどの観光客は紫陽花の時期に集中しており、残念ながら通年して訪れる観光客はまばらとなっています。観光の内容についても、景色を観て帰る…といったように、滞在時間が短く、大川原高原の持つ魅力を十分に活かしきれていないのが現状です。
「つくる高原プロジェクト」とは
「つくる高原プロジェクト」は、大川原高原を大勢の人が訪れる観光地にするというものではありません。
大川原高原の自然や景観を残しつつ、魅力的な場所にすることで、本当の佐那河内村ファンになってもらい、ファンのみなさまやこれからファンになってくれるみなさま、そして、地元の人が何度も訪れ、ゆっくり、ゆったり滞在できる場所づくりをめざしています。
そのための仕組みとして、3つのことに取り組んでいくことを考えています。
①高原で食べる「場」をつくる
②高原で学ぶ 「場」をつくる
③高原で眺める「場」をつくる
「つくる」をコンセプトに、広い大川原高原に「食べる場をつくる」、「星などの学び場をつくる」、「眺める場をつくる」など、美しい高原を少しずつつくっていくことで、様々な滞在の仕組みが生まれ、佐那河内村ならではの滞在観光がつくられていくことを目標としています。
佐那河内村を好きになった人や地元の人が何度も訪れ、ゆっくり滞在できるスポットづくりにご協力ください。