地元を離れた家族が安心できる、日本初の高齢者見守り共済(P2P互助)サービスを実現したい
いつまで先延ばしにしますか?
あなたの親を地元コミュニティで「見守り」たい。
地元を離れた家族が安心できる、日本初の高齢者見守り共済サービス(P2P互助)を実現したい。
小林市✕シルバー人材センター✕Frich(共済コミュニティSNS)
小林市は、共済コミュニティSNS(P2P互助プラットフォーム)のFrich、小林市シルバー人材センターと連携し、全国の自治体で初となる高齢者見守り共済(P2P互助)のスタートを支援します。
プロジェクトの背景
高齢化が進む現代、日本の65歳以上の人口のおよそ6人に1人、約593万人が1人暮らしをしています(総務省統計局「平成27年国勢調査」より)。小林市では、65歳以上の高齢化率はおよそ37.5%にものぼります。地元を離れて住む家族にとって、高齢の親の見守りは大変大きな問題です。
本事業では、地元を離れた家族が安心できる日本初の高齢者見守り共済サービス(P2P互助)に取り組みます。親、子ども、そして地元のシルバー人材とをつなぐ共済コミュニティをFrich上につくり、万一のときも含めて地元のシルバー人材が親を「見守る」ことができるようにします。
「どうしたら良いのかわかりません。」
~地元に高齢の親を残した家族の現実~
このプロジェクトは、とある男性との会話がきっかけでした。
「地元に残した親が倒れた。日常生活はなんとかなる状態だが、この先のことを考えると親に対して何をすべきかわからない。しかも、コロナの影響でなかなか地元に戻れないし、親もコロナ感染したくないからとなかなか会ってくれない・・・」という深刻なものでした。
結局、彼はビデオ通話アプリをつかって定期的に会話をしているとのことでしたが、万一また倒れたりしたら・・・、災害が起きたら・・・と思うと不安しかないと言います。
高齢化先進国の日本においては、今後ますます悩みが深くなるのは間違いありません。
地域コミュニティが希薄になったいま、地元に残った親の高齢化、孤独化にまつわる困難は多様化・増加しており、ますます深刻化しています。要因はじつに様々ですが、自治体の支援や自助努力だけで対応するには難しい現実がそこにはあります。
Frichの「共済コミュニティSNS」では、コミュニティ機能と共済機能を提供
①コミュニティ機能(無料)
SNS的に使える機能。親とメッセージや写真等のやりとりができる。
②共済機能(有料)
シルバー人材センターが「見守りサービス」を提供する機能。月額掛金を支払うことでシルバー人材が家の見回りなどのサービスを提供する。
サービス開発案
「お茶のみ友だちプラン」(見守り訪問)を中心に、利用状況に応じて以下のようなサービスを追加検討していきます(サービスの詳細は現在検討中です)。
・庭木の剪定
・家事手伝い
・空き家管理
・墓管理
このサービスの一番の強みは、「見守るコミュニティ」の存在
従来からあるような見守りサービスとの大きな違いは以下のとおりです。
①共済コミュニティの存在
通信装置だけの無機質な「見守り」ではなく、地元の人の「見守り」を通じて「人と人としてのつながり」(コミュニティ)をつくることができます。
阪神・淡路大震災では要救助者の8割が隣近所や友人によって助け出されました。コミュニティの存在そのものが、万一のときのセーフティネットになります。
②シルバー人材
コミュニティにおいては、お客様とサービス提供者という関係性を超えて、人と人としてフラットにつながることが大切です。高齢者とシルバー人材なら分かり合えることも多いはずです。
③社会参画を促すきっかけにも
地元イベントへの参加や、親が地元のシルバー人材として働くなど、社会参画を促すきっかけにもなりえます。
共助がベース。掛金を極限まで抑えた商品設計
本事業は、商業的観点もありますが、あくまで共助がベースの取り組みです。
月額掛金はなるべく抑えたサービス提供を目標としています。
(月額1,000円程度が目標。ただし、提供サービスによる)
プロジェクトスケジュール
2023年1月 | クラウドファンディング終了 |
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2023年2月 | 商品開発 |
2023年3月 | 募集開始 |
2023年9月 | 利用状況をみつつサービス拡充 |
2024年4月 | 「小林モデル」として全国へ展開 |
寄附金の使い道
各種コンテンツ作成、プライシング(掛金・給付にかかわるシミュレーション)費用、システム利用費に係る経費