子どもたちの世界を広げるグローバル教育事業の展開
インターネットの普及により、ボタン1つで世界と繋がる時代になりました。10年ほど前までは「田舎だから・・・。」と諦めていた学習や経験を今の子どもたちは工夫次第で積むことができます。
世界を知り、海外とやりとりすることは、子どもたちの広い視野や学ぶ意欲を育てる機会となると考え、それらを可能とする充実した英語学習環境を整備するため、海陽町ではグローバル教育プロジェクトを進めています。
海陽町の英語教育が土台となり、世界で活躍できる人材が生まれる。
そんな夢が近い将来、実現できるよう取り組んでいきます!
ぜひ、皆さまのあたたかいご支援をお願いいたします。
田舎でもできる!都会に負けない学びの場を提供したい
ガイドツアー
海陽町は海・山・川に囲まれ、都心では味わえない豊かな生活ができる恵まれた土地です。のびのびと自然体験ができるこの町で子育てがしたいと移住されるご家族もいる一方で、都会の充実した学習環境を求めて、海陽町から離れる方々もおられます。
確かに海陽町には、都会のように大きな学習施設や種類豊富な塾、定期的な学習イベントはありません。徳島市内までは車や汽車で片道2時間、神戸や大阪までは車や高速バスを使い片道3時間以上。学びたいという強い思いがあっても、都会と比較すると提供できる学習環境には限りがあるという現状がありました。
英語の力を伸ばし、世界を知る・会話する
オンラインイベント
ICT環境の整備により進んできた教育のオンライン化の中で、海陽町が注目したのが“グローバル教育”です。
海陽町では2019年度より、「町の中学校を卒業すれば、日常的な英会話ができる」ようになることを目標にグローバル教育事業をスタートしました。
放課後英語教室
ネイティブの講師・英語スタッフを8名配置し、保育所・幼稚園での英語あそび、小学生から高校生まで参加できる放課後の英語教室、ハロウィンやクリスマスなど海外の文化を体験できる国際イベント、中高生が英語で町内をガイドするツアー、家庭で楽しめる英語学習動画の作成等を行っています。
幼稚園での英語あそび
イングリッシュキャンプ
また、小学校での全ての英語授業をネイティブ講師が中心になって実施しており、朝活動の時間等に小1からアルファベットに触れる活動、中学校では英語でのコミュニケーション活動、英検受験料の無料化等を実施しています。
さらに、今年度は中学校においてオンラインのコンテンツを用いて、ますます聞き取りや会話に力を入れた展開を予定しています。
中学校での朝活動
【実績】2019年度:36%→2020年度:34%→2021年度:46%
町ぐるみでの“I'm happy! I live in Kaiyo!”
学校だけでなく、実際に生活の中で英語に触れる機会を増やすため、高齢者クラブでの英語イベントや一般向け英会話教室、親子で参加できる国際イベント等、地域へ活動を広げています。
また、町内の観光施設・飲食店等における英語表記の広がり、本活動の周知のためホームページやSNSでの発信にも取り組んでいます。
高齢者の英会話サロン
おしゃべりクッキング
寄附金の使い道
子どもたちが「使える英語」を身につけ、グローバル化に適応できる人材に成長できるよう英語を学べる環境づくり、海外文化に触れる地域づくりを行う「グローバル教育事業」に活用させていただきます。
・英検受験料補助
・オンライン学習環境の整備
・国際交流イベント等の実施
・町内観光施設等での英語表記推進 等
海陽町の“グローバル教育事業”を通じて、子どもたちにはこの町で限りを感じず、無限の可能性を自分自身の中に持ってほしいと願っています。
皆様のあたたかいご支援をどうぞよろしくお願いいたします。