親が子供に残したい地域農業を
私たちの使命と夢
大浦パパレモンは、「親が子供に残したい地域農業」をコンセプトに、地域の資源を有機肥料に使いながら、“皮まで安心して食べられるレモン”を生産します。
日本で食べられているレモンは約9割が海外産ですが、海外産レモンは輸送に時間がかかるため、収穫後のレモンに防カビ剤が使われることも多いと聞きます。より安心、安全な国産レモンを求める声にこたえるべく、海の京都 舞鶴で初のレモンの有機栽培を始めます。
また、レモンの栽培を通じて地域の課題解決にも取り組みます。
集合写真
- 食の安心・安全
皮まで美味しく食べられるレモンを目指して、なるべく農薬は使いません。どうしても必要な場合は、有機JAS認定の物を使用します。 - 地域の魅力向上
子どもたちに引き継げる地域農業を目指し、地域の皆さんと連携して、自然の魅力あふれる海の京都 舞鶴・大浦地域をPRできる商品を作ります。 - SDGs
本プロジェクトは単純にレモンを栽培して収穫するだけではなく、地域が抱える3つの課題を資源に変え、持続可能な地域農業を進めます。
- 遊休農地の再生
高齢化、後継者不在による耕作放棄地の増加は人里と有害獣の距離を縮め、農作物の被害をさらに深刻化させています。この遊休農地をレモン畑に再生することにより他の農作物への被害を軽減させ、里山の景観も改善させます。 - 牡蠣殻の活用
舞鶴湾では牡蠣をはじめ様々な貝類の養殖が行われており、貝殻は産業廃棄物として焼却処分されています。この廃棄物となる貝殻を細かく砕いて肥料として有効利用します。 - 竹の活用
竹の増殖力は非常に高く、放置された竹林は里山全体の植生に影響を及ぼすだけでなく、根の浅い竹林は土砂災害のリスクを高めてしまいます。この増えすぎた竹をチップにしてレモンの肥料として利用することで、里山の管理を行います。
SDGs
これまでの歩みと今後の予定
当プロジェクトは、「親が子供に残したい地域農業」をコンセプトに2022年にスタートしました。
遊休農地を再生し、2023年3月から苗の借定植を予定しております。第1期ほ場(上佐波賀地区)60a 60本、第2期ほ場(下佐波賀)40a 240本の生産規模を予定し、将来的には年間18tの収穫量を見込んでいます。
メンバー一丸となってこのプロジェクトを楽しんで活動しています!!
農地
パートナーシップ覚書の締結
「レモンの生産と活用による地域づくりを目指すパートナーシップ覚書」を締結しました。
マイヅルプリンなどを開発している(株)ツクヨミラシン様及び就労継続支援事業所の(株)あまて様とともに、レモンを通じて生産、一次加工、商品化まで一体となったオール舞鶴で地域づくりを進めてまいります。
- 地域ブランドの向上に資する産品の創出
- 障害者の社会参加の機会の創出
- 持続可能な地域農業の創出
スキーム