のり面崩落で営業停止中の砂むし温泉「砂湯里」・・・絶景を望む、世界でも珍しい「砂むし温泉」を復旧させたい!!
本市の代名詞である「砂むし温泉」は本市随一の観光資源で、砂むし温泉「砂湯里」は、開聞岳を望む雄大な自然の中、東シナ海の波音に包まれながら心身をリフレッシュすることができるため、行楽シーズンになると多くの観光客でにぎわう施設です。
令和3年11月23日に「砂湯里」後方斜面(のり面)が崩落したことで、営業ができない状況が続いていることは、本市、市民、観光関係者にとって、大きな損害を受けているだけでなく、観光客の皆様にとっても貴重な体験ができなくなっており、大きな損失となっております。
当地は自噴がみられるなど地熱資源が豊富がゆえに、熱水や温泉の蒸気により風化が進行し、崩壊したものと考えられます。
復旧工事は、地熱や蒸気により風化が進んでも崩壊しないための安定勾配を確保して切土を行い、のり面の安定を図るものとしています。
また、維持管理時の点検作業が可能となるよう点検道を兼ねた、絶景を眺められる遊歩道を設け、営業停止以前よりも賑わう施設を目指しています。
皆様に頂いた寄付金は、「砂湯里」の復旧に係る費用に活用させていただきます。これまで以上に皆様に愛される観光施設となるよう、事業を進めてまいります。皆様のご支援をよろしくお願いいたします。
砂むし温泉は温泉で温められた砂を体にかけて入浴する世界的にも珍しい入浴法で、山川地区にある「砂湯里」は、水平線に浮かぶ屋久島などの島々や開聞岳を望む位置にあり、その絶景を眺めながら入浴するため、人気の観光スポットとなっていました。