日本最東端の鉄路を守るために
2022年4月1日から募集を開始し、7月31日までに目標額2,000,000円を達成しました。応援いただきました皆様、本当にありがとうございます。
引き続き、2023年3月31まで募集を継続しますので、応援よろしくお願いします。
根室市では、JR根室本線花咲線の維持確保を図るため、2018年10月より「地球探索鉄道花咲線」プロジェクトを展開しています。
これまで、その利用促進に向けた取組みとして、Webサイト・ムービー・ポスター・タブロイド紙の作成など、花咲線の魅力発信に取り組んでいるほか、JR北海道や根室交通と連携して、夏場の繁忙期に一部の列車を2両編成とし、ねむろ半島遊覧バス「のさっぷ号」と接続性を高めるなど、利用の維持可能性の調査等を実施してきたところです。
今後も、情報発信や各種調査等に取り組んでいくほか、本年8月5日に根室本線全線(滝川~根室)開通100周年を迎える花咲線の維持確保のための事業を企画・実施して参ります。
今年度も引き続き、花咲線の維持確保に関して、クラウドファンディング型ふるさと納税の募集をさせていただくことといたしました。
地球探索鉄道花咲線鉄道プロジェクトとは
アジア最東端の鉄路。通称花咲線。
近年、高齢化や過疎化により、乗車率が減少。
廃線の危機にさらされていました。
終着駅の根室市は花咲線存続のため模索を続ける日々。
そんな時、ふと、気が付いたのです。
この列車が、ラムサール条約の地を走っているということに。
湿原、断崖絶壁、原生林。
人や車ではなく、シカや鳥たちとすれ違い、独自の地理的環境を走り抜ける花咲線。
それは見方を変えれば、地球を体感するアトラクションになる。
こうして、地球探索鉄道花咲線プロジェクトがスタート。
人気写真家たちが捉えた地球の素顔を様々な媒体で発信し、追体験できるコミュニケーションを展開。
根室市が進めてきたこれらの活動により、JR北海道は全面協力を決意。
特別運行やラッピング列車の導入を進めました。
花咲線のニュースは連日、新聞や雑誌を賑わせ、沿線自治体にも盛り上がりが波及。
地球探索鉄道花咲線プロジェクトは、これからも日本全国や世界に向けて、より大きな花を咲かせていきます。
日本最東端の鉄路「地球探索鉄道花咲線」これまでの実績
日本最東端の鉄路「根室本線花咲線」を守ろう!~美しい大自然が織り成す絶景、海と大地のグルメ路線~
実施期間:平成30年6月1日~平成30年11月30日(183日間)
寄付金額:300,430,175円(目標:33,311,000円)
支援人数:20,281人
日本最東端の鉄路を守りたい!「地球探索鉄道花咲線」プロジェクト
実施期間:令和2年4月1日~令和3年3月31日(365日間)
寄附金額:50,593,000円(目標:2,000,000円)
支援人数:3,477人
本プロジェクトに寄せられた寄附金は、「根室市ふるさと応援・公共交通維持安定化基金」に積み立て、花咲線の維持確保を図る事業に活用させていただいております。
地球探索鉄道花咲線プロジェクト
【これまでの活用実績】
・地球探索鉄道花咲線公式WEBサイトの構築
・花咲線の魅力発信(WEBサイト、ムービー、ポスター、タブロイド紙など)
・花咲線利用可能性調査の実施(夏の繁忙期の2両運行)
・花咲線普及活動への助成
平成30年度 33,188,864円
令和元年度 29,503,735円
令和2年度 17,691,035円
【今後の活用予定】
根室本線花咲線の確保対策について、沿線自治体や関係機関、地域住民の共通認識のもと、次の事業に活用いたします。
(1)維持確保対策事業
ア. 根室市花咲線利用促進PR事業の企画立案・実施など、第1期集中改革期間の対応検証
・花咲線存続に向けたブランド再構築
・花咲線の魅力発信(WEBサイト、ムービー、ポスターなど)
・花咲線利用可能性調査(夏の繁忙期の2両運行の実施)
イ. 花咲線沿線観光振興協議会への参画、並びに沿線自治体と連携した利用促進策の実施
ウ. 根室地方総合開発期成会根室本線花咲線対策特別委員会での花咲線存続の調査・検討
エ. 根室本線花咲線対策沿線地域連絡協議会での花咲線活性化に向けた連絡調整・協議
(2)花咲線普及活動
ア. 市民団体に対する花咲線普及促進活動助成金交付事務を通じた普及の促進