子どもたちが集い、健やかな成長を育む、笑顔あふれる活動拠点を整備します
燕市を含む日本海側の地域は、冬期間において天候の悪い日が多く、夏場においては全国的に猛暑日が増加傾向にあり、こうした気象条件の日は、子どもたちは屋外で遊ぶことが困難な状況となっています。
文部科学省の幼児期運動指針(平成24年3月)では、幼児期の遊びを中心とする身体活動は、体力や運動能力の向上、意欲的な心の育成や社会適応力の発達などのために重要であるとされています。しかしながら、現代社会においては生活が便利になっており、歩くことをはじめとした体を動かす機会が減少しているとされています。
平成31年1月に燕市で実施したアンケート調査でも、燕市内に全天候型の大規模な遊び場がないため、近隣の市町村の施設を利用していることが分かりました。
これらのことから、子どもたちが集い、心身の健やかな成長を育むための活動拠点(全天候型子ども遊戯施設)を整備し、「笑顔あふれる子育てのまちつばめ」を目指します。
主な事業内容・施設概要
施設の整備により、子どもたちの心身の健やかな成長を支援するとともに、子育て環境の充実により、子育て世代の満足度向上に繋げます。
また、市民の様々な声を参考にするとともに、障がいのある子もない子も、共に楽しめる施設を整備します。
➀遊具について
乳児から小学校高学年までを対象とした遊戯スペースに、安全性の確保に加え、年齢ごとの身体機能の違いや、興味のある遊具の違いから、年齢に応じたゾーニングを行います。
配置する遊具については、アンケート調査で特に多くの要望があった、「大型トランポリン」、「アスレチック遊具」等の設置を予定しており、他の遊具の配置も検討しています。
➁その他の機能について
アンケート調査より、施設にあったら良いと思う機能について、下記のような意見が寄せられ、設計の際にはこれらの条件も可能な限り取り入れた施設としています。
【意見】
- 休憩スペース
- おむつ替え専用スペース
- 授乳室
- 親が見守れるスペース
- 障がいのある子もない子も共に遊べる工夫 など
本事業は、趣旨に賛同し事業を応援してくれる事業者からの協力により成り立っています。市と協力事業者の官民連携により、「子どもたちの健やかな成長を支援する全天候型の遊戯施設」を整備し、子どもたちが集い、笑顔があふれる環境づくりに努めます。
燕市版クラウドファンディング
このクラウドファンディングは、市が実現を目指す事業を応援してくれる協力事業者の協力があって成り立つ、いわば官民が連携したプロジェクトとなっています。
協力事業者は、市が実現を目指す事業に賛同し、返礼品を提供してくれるだけでなく、返礼品の納入価格を通常より下げることで、その分を事業費に充てることができる仕組みとなっています。
ぜひ、燕市と協力事業者の官民連携プロジェクトを応援してください。
図:燕市版クラウドファンディングのイメージ