地元で愛され続けてきた樹齢300年のシンボルツリー「七色ガシ」を救いたい!
こんにちは!当プロジェクトをご覧いただきありがとうございます。
江府町役場教育課の川上と申します。このたび、地元で愛され続けている珍しい樫の木(七色ガシ)を助けるための企画をつくりました。
樹齢推定300年以上、県の指定文化財にも選ばれている木が枯れかけていて大変心配な状況です。できるだけ早く治療をしてあげたいと思い、初めてのクラウドファンディングに挑戦します。
七色ガシとは?
鳥取県江府町武庫(むこ)地域、国道からも確認できる場所に生えている、高さ約18メートルの立派なシラカシの木です。
「なないろ」という名前の由来は、一年を通して葉っぱの色が様々に変わっていくことからです。
4月頃から、「紫」、「黄」、「だいだい」、「白」、「赤」、「緑」、そして9月下旬から翌年までは「青黒」と葉っぱの色が変化します。
この色が変わる原因は、日光に対する保護作用によるものと考えられていますが、詳しく原因が分かっていません。
また、この木の種を蒔いても同じ木には決してならないと言われています(遺伝性ではなく変異種)。
なお、地元に愛され続けてきたこの珍しい樫の木には、なぜ葉っぱの色が変わるようになったのかという少し悲しい伝説も残っています。
その言い伝えの様子は写真のとおり、書籍にもなっており、地元の図書館でも閲覧できるほか、小学校の地域学習の素材にもなっています。
現在の状況および治療にかかる費用
この地域のシンボルとなっている七色ガシですが、今年に入ってから、枯れが目立つようになってきました。
治療するためには枯れ枝の撤去や周囲の支障木の伐採、土壌改良等の対策が必要となりますが、いずれにしても早い対応が必要で、来年の予算化検討を待ってはいられない状況です。
それらにかかる費用を、スピード感を持って、皆様の力をお借りして集めることができたらと考えております。
木の治療にかかる目標金額
400万円
内訳:土壌改良120万円、支障木伐採40万円、枯損枝撤去10万円、不定根誘導10年分180万円、その他経費50万円)
なお、ご寄付いただいた方には、通常の江府町ふるさと納税の返礼品をお選びいただけるほか、5万円以上のご寄付限定で、この貴重な「七色ガシ」の枯損木(治療のために伐採する木材)を活用した記念品をお送りします(木製コースター・記念品は通常の返礼品と別送にて、令和4年中の制作および発送を予定しています)。
地元で昔から大切に愛されてきた「七色ガシ」が、これまでのようなきれいな葉色を取り戻すため、応援をいただけますと幸いです。