美しい里山の風景と持続可能な暮らしの里山地域を復活させることを目的に、築100年の古民家(旧櫻井邸)をリノベーションして里山体験施設として活用したい。
荒廃した里山をもう一度取り戻す
私たちは、物質的に豊かになり、自然の恵みを利用して生活を営む暮らしをしなくなりました。その結果、山や田畑には人が入らなくなり古民家は空き家となり、里山は荒廃しました。しかし、地球温暖化や異常気象など、自然環境が悪化する中、もう一度、持続可能な里山の暮らしを見つめ直す必要が出てきました。しかし、そのような暮らしをしてきた方々も高齢となり、知恵や技術の継承も今やらなければ受け継ぐことができず、全て失われてしまうこととなります。
里山地域を復活させるために築100年の古民家をリノベーション
多くの方に里山の暮らしに関わる学びや体験を提供し、その叡智を孫子に伝え、失われた人と自然が共存する美しい里山の風景と持続可能な暮らしの里山地域を復活させることを目的に、築100年の古民家(旧櫻井邸)をリノベーションして里山体験施設として活用します。
里山体験施設での「里山体験メニュー」
里山体験施設では、以下事業の実施を予定しています。
- シェア工房・・・地域の木を使ったお皿やお椀など、木の器を作れるようなシェア工房を設置。講師も在中し、機械の使い方から、器のつくり方まで学べる。
- 木工のWS開催・・・地域の木を使った器やスプーン等のカトラリー、椅子やスツールの家具に至るまで、プロの木工作家達が教える木工のワークショップを開催。
- 里山の恵みを味わう・・・山菜やキノコ、地元の野菜やお米、猪や鹿などのジビエ、コンニャクや味噌などの加工品等、里山の恵みを味わうことができるイベントの開催や販売。
- 聞き書き・・・里山の暮らし、知恵や技術を後世に残すため、里山で生きてきた人たちに話を聞き、持続可能な生き方を残し伝えていく。
寄附金の使い道
- 旧櫻井邸のリノベーション
- 里山の暮らし調査(聞き書き等)
- 里山体験メニューの開発・実施
- 里山の魅力に関わる情報発信