田原の農家さんの努力を、あなたのひとさじへ

田原の農家さんの努力を、あなたのひとさじへ

愛知県田原市 愛知県田原市

寄附総額11,000

0 達成

目標金額800,000

寄附人数1

残り日数 135/151

プロジェクトに寄附(返礼品なし)

最終更新日時:2026年10月18日 02時00分

  • # 暮らし
愛知県田原市 プロジェクトオーナー

愛知県田原市

田原市(たはらし)高木町にある小さなジェラート店「スイーツ&ジェラテリア バロック」は、地元の生乳と、規格に関係なく受け取った田原産の農産物を使い、農家さんの想いをそのままジェラートにして届けています。今回のクラウドファンディングで挑戦するのは、増産のための機械の導入と、新商品「スパウト付きジェラート」の開発です。田原の農家さんたちの努力が、もっと多くの方に届くように、皆様の温かい応援をお願いします!

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見た目じゃない。想いに、価値がある。

はじめに

はじめまして!スイーツ&ジェラテリア バロックの小林です。愛知県田原市高木町で、小さなジェラート店を営んでいます。

店舗外観

お店の名前「バロック」の由来は、父の酪農へのこだわりから

父は東京で働いた際、「勤めること」にやりがいを感じられず、地元・田原へ戻って酪農を継ぐことを選びました。
酪農は、牛乳の質と量によって単価が決まる。自分のこだわりや努力が、数字としてダイレクトに評価されることに魅力を感じたのです。
かなりの凝り性だった父は、「酪農は市場価格との競争ではなく、自分(品質)との闘いだ」と言い、より良い牛乳をつくるために、牛の健康や飼育環境にこだわり続けてきました。
——試行錯誤を繰り返し、今日に至るまでより良い牛乳を目指し続けています。

牧場の日常

重要なこだわりの1つとして、牛のストレスを減らすことが課題でした。快適な環境や美味しい餌に加えて、ある日「音楽をかけてみよう」と思い立ったそうです。ロックや演歌、ジャズなど色々試した末に、一番良い結果が出たのが——バロック音楽でした。だから、私たちのお店の名前は「バロック」。父のこだわりが詰まった生乳から、私たちのジェラートは生まれています。

父の実験_牛が1番好きだった音楽は?

「誰でも食べられるジェラート」という発想の原点

父はかつて、生産者の現場を消費者の方に見てもらう「酪農教育ファーム」という活動もしていました。ある時、見学に来た方から「この牛乳、どこで飲めるんですか?」と聞かれ、答えられなかったことがあったそうです。せっかくこだわって作った牛乳の感想を、直接聞く方法がない——そう考えた父の中で、「お年寄りから子どもまで、誰でも食べられるジェラートをやりたい」という思いが強くなっていきました。

小林さんと牧場主の父

お菓子の道を選び、田原の外へ出たからこそ気づけたこと

私自身は、将来の進路を考えていたとき、お菓子作りが好きで、人に食べてもらって喜んでもらうことに魅力を感じていました。田原ではない地域で暮らしてみたいという家を出たい一心で、静岡県浜松市にあるお菓子の専門学校へ。卒業後は自分で名古屋市のケーキ屋への就職を決めました。商品へのこだわりも、お客様へのおもてなしもとても強い、素晴らしいお店でした。ただ、その分、労働時間は長くなり、久しぶりに会った家族から「体調を崩しているのでは」と心配されるほどに。

一度、田原に帰って休もうと戻った時——「田原って、こんなに心癒される風景だっけ」と、田原の自然の美しさに初めて気づいたんです。落ち着いていて、空気も心地よくて。田舎だと思っていたけど自分は田原が好きなんだと感じ「田原で働きたい」。そう強く思うようになりました。

大好きな田原の風景

新潟での出会いが、ジェラート作りを面白くした

ちょうどそのタイミングで、父がずっと温めていた「アイス屋さんをやりたい」という思いと重なりました。正直、最初はジェラート作りに強い思い入れはなく、「ボタンを押せば出来上がる」くらいのイメージでいたんです。けれど、父の知人が新潟で営むアイス店を見学させてもらったとき、その考えは一変しました。同じ地元の素材でも、加工方法ひとつで味が大きく変わる。その奥深さに、ジェラート作りが一気に面白くなっていきました。

ジェラート作業風景

農家さんへの敬意が、私たちの原動力です

田原の農家さんたちと知り合う中で、その想いを聞くたびに「美味しさへのこだわりを持ちながら、収穫するまでのこだわりがすごいな」という尊敬の気持ちが強くなっていきました。以前、一緒に働いていたスタッフが「農業なんて、今の若い子がやりたい仕事じゃない」と言ったことがあります。それが、ずっと心に引っかかっています。
美味しいものを作ってくれる人がいるから、私たちはいいものを食べられる。田原でこんなに頑張ってくれている人たちがいるのに——そう強く思うのです。

私たちが大切にしているのは、単に美味しいジェラートを作ることは大前提として、田原市内の農家さんたちと直接向き合い、「その食材をどんな想いで育てたのか」を聞き、そのストーリーからフレーバーを開発すること。そして、農家さんに「自分の作った食材が、こんな風に生まれ変わるんだ」と、仕事に誇りを持ってもらえるようなジェラートをつくることです。

小林さんと天野さん

なぜ、ふるさと納税なのか

農業日本一の街でも、農家さんの日々は楽ではありません

田原市は、市町村別農業産出額日本一(農林水産調べ)を誇る「日本一の農業の街」です。しかし、そこで働く農家さんたちの日々は、決して楽なものではありません。気候変動の影響で、思うように農作物が育たない年もあります。農業にやりがいを感じられず、離れていく人も少なくありません。
それでも、田原の農家さんたちは、出荷額のためだけでなく「美味しい」と喜んでもらうことにこだわりを持って、日々の仕事に向き合っています。時には天候や情勢の影響で、精一杯育てた農産物が思うような形にならないこともあります。

農家さんの食材がジェラートに

規格に関係なく受け取るのは、廃棄を減らすためだけではありません

私たちは、そうした農産物を、規格の枠に関係なく分け隔てなく受け取り、ジェラートの食材として活かしています。それは「廃棄を減らすため」ではなく、「田原の農家さんが一生懸命育てたものだから、価値がある」と考えているからです。食べてくださる方には、その一杯を通じて、農家さんや牧場のストーリーを感じていただきたいと思っています。

子どもたちとジェラート

このプロジェクトは、私たちバロックの事業拡大のためではなく、田原市の農業を支えるこの循環を、より大きく育てるための小さなお店の大きな挑戦です。

バロックの食の循環

実現したいこと

急成長の裏で、15年前の機械が限界を迎えています

令和6年度から令和7年度にかけて、ふるさと納税の寄附額は前年比208%の急成長を遂げ、全国から「バロックのジェラートが食べたい」という声が届くようになりました。しかし、その成長の陰で、新しい課題が生まれました。現在の製造ラインは15年前の足踏み式充填機のまま。繁忙期には、ジェラートが品薄になり、来店客に十分な対応ができない状況が何度も起きています。

ジェラート

新商品「スパウト付きジェラート」で、新しい客層へ

今回の設備投資で、私たちは新しい商品に挑戦します。「スパウト付きパックジェラート」——スプーンがいらず、片手で食べられて、冷凍庫の隙間にもすっと収まります。

スパウト付きジェラート

自転車を降りずにひと息つきたいサイクリスト。ドライブの途中で立ち寄る方。小さなお子さん連れのご家族。これまでカップのジェラートでは届けきれなかった方たちにも、田原の農家さんの想いを届けられるようになります。

生産能力が上がれば、規格にかかわらず田原の農産物を受け取れる量も増えます。より多くの農家さんの想いを、より多くの人に届けられる——それが、この設備投資の先にある景色です。

プロジェクトの資金の使い道

目標金額:300,000円

設備投資の総額は約265万円です。昨年、老朽化した機械を大がかりに入れ替えたばかりで、自社資金だけでの対応は難しい状況ですが、目標金額に届かない場合も、不足分は自己資金で補填し、事業を完遂する予定です。

目標金額以上にご寄附いただいた場合は、「100年先のまちづくりを応援(市政全般を応援)」に活用させていただきます。

さいごに

令和7年度の急速な成長は、私たちの商品力が本物であること、田原という地域の食材の魅力を伝えられたことへの証です。しかし、さらなる成長を目指すための設備投資が、今、必要です。
皆さんの応援が、私たちバロックの新しい挑戦を支えます。そして、その先には、規格にかかわらず田原の農家さんたちの想いをまっすぐに受け取り、より多くの人に届ける。
皆さんと田原の農家さんを繋ぐ架け橋になるという未来への第一歩をスタートラインに立てます。
見た目では測れない、農家さんたちの努力と想い。それをそのままの形で、全国の食卓へ。日本一の農業の街・田原から、皆さんの応援をお待ちしています。

今後の理想

※プロジェクトの成果情報は申込み時のデータであり、実際に入金されたデータではありません。

※入金の確認が取れた時点などで正確なデータに修正させていただく場合があります。

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