未来を担う子どもたちのために、一人ひとりのペースで安心して学べる「館山市立学びの多様化学校」を作りたい!
学校に行きたくても行けない、行きづらさを感じている子どもたちに、新たな学びの選択肢を
学校に行きたくても、行けない。
教室に入ることが難しい。
大勢の中で過ごすことに、不安を感じる。
朝、決まった時間に登校することが難しい。
子どもたちが学校に行きづらくなる理由は、一人ひとり違います。
だからこそ、すべての子どもたちが「学校に合わせる」のではなく、自分のペースで自分に合った学びのできる環境が必要だと考えています。
館山市は令和9年4月、学校に行きたくても行けない、行きづらさを感じている子どもたちの新たな学びの選択肢として、「館山市立学びの多様化学校」の開校を目指しています。
私たちがつくりたいのは、子どもたちが「ここなら行ってみたい」「自分らしく学んでいいんだ」と思える、新しい学校です。
館山市でも、不登校の子どもたちが増えています
不登校は、決して一部の子どもたちだけの問題ではありません。
全国的に不登校児童生徒が増加する中、館山市でも同様の状況が続いています。
令和6年度、館山市内の小・中学校における不登校児童生徒数は、
- 小学生:30人
- 中学生:78人
- 合 計:108人
となっています。これは、10年前と比較して約4倍です。
一方で、学校に行きたくても行けない、行きづらさを感じているからといって、その子が「学びたくない」というわけではありません。
「勉強したい」
「自分の好きなことについてもっと知りたい」
「友達ともっと話したり遊んだりしたい」
「将来やりたいことを見つけたい」
そう思っている子どもたちはいます。必要なのは、その子が安心して学び、人や社会とつながることのできる「学びの場」です。
子どもたち自身の声から見えてきたこと
館山市では「学びの多様化学校」の設置に向け、学校に行きづらさを感じている児童生徒や、市内小中学校の保護者を対象にアンケートを実施しました。
「どんな学校なら行ってみたいか」という問いでは、
- 自分の興味のあること・得意なことができる
- 休んだときの学習ができる
- 苦手なことに自分のペースで取り組める
- 相談できる大人や友達がいる
- ゆっくりできる場所がある
- 一人になれる場所がある
といった答えがありました。
私たちは、こうした声を大切にしながら学校づくりを進めています。
館山市の不登校支援の考え方
館山市では、不登校支援について3つの基本的な考え方を掲げています。
- 不登校は「問題行動」ではない
不登校は、どの児童生徒にも起こり得るものです。 - 目指すのは「社会的自立」
学校や教室へ戻ることだけをゴールとするのではなく、一人ひとりが自分のペースで社会とつながり、自立していくことを大切にします。 - 必要なのは、安心できる居場所での「学びの保障」
子どもたち一人ひとりに合った学びの選択肢をつくります。
館山市が目指すのは「一人ひとりが自分のペースで学び、社会とつながり、自立していくこと」です。
「学びの多様化学校」とは?
「学びの多様化学校」は、不登校児童生徒の実態に配慮し、特別な教育課程を編成して教育を行う、文部科学大臣指定の学校です。
一人ひとりの状況や興味・関心に寄り添いながら、柔軟な教育課程のもとで学ぶことができます。
こんな学校をつくりたい
目指すのは、子どもたちが「行ってみたい」と思える場所です。
例えば、
- 一人で落ち着いて過ごしたいときに利用できるスペース。
- 誰かと話したくなったときに相談できる場所。
- 自分のペースで勉強できる環境。
- 興味のあることを、とことん探究できる時間。
- 自然豊かな館山だからこそできる、教室の外での体験。
- 子どもだけでなく、保護者も相談したり交流したりできる保護者ルーム。
- 子どもの状況や興味・関心に寄り添いながら、自分のペースで安心して学ぶことができる学校をつくる。
それが、館山市の新しい挑戦です。
豊房小学校の跡地から、新しい学びを始めます
「館山市立学びの多様化学校」は、令和9年3月に閉校予定の豊房小学校の跡地を活用し、令和9年4月の開校を目指しています。
「千葉県初の本校型小中一貫校の『学びの多様化学校』」として開校準備を進めています。
既存の校舎を活用しながらも、そこにつくるのは、これまでとは少し違う学校です。
≪3つの学び≫
- マイスタディ
個々の実態に応じた学び直しや発展的学習を行い、学びに向けた土台づくり、自信回復につなげます。 - 探究
- My探究・・・自分の「好き・得意」にじっくり取り組みます。
- OUR探究・・・地域資源を活かした体験活動を行います。
- ソーシャルデザイン
ソーシャルスキルトレーニングやサークル対話などで、他者理解・合意形成スキルを育成します。
私たちが大切にしたいのは「できること」
その子が今できること、好きなこと、興味を持っていることから学びを始めたい。
「『できなかったこと』ではなく『できること』に目を向ける。」
「『行けなかった学校』ではなく『行ってみたいと思える場所』をつくる。」
そして、その積み重ねが、
「やってみたい」
「もっと知りたい」
「もっといろいろな人と話したい」
「将来こんなことをしてみたい」
という気持ちにつながっていく。
私たちは、そんな学校をつくりたいと考えています。
皆さまの寄附で、子どもたちの「学びたい」を支えてください
学校に行きたくても行けない、行きづらさを感じている子どもたちが安心して過ごせる学校にするためには、一人ひとりの個性や状況に合わせた学習環境・居場所・体験機会を整えていく必要があります。
今回いただいた寄附金は、「館山市立学びの多様化学校」の開校・教育環境の充実に向けて活用します。
【寄附金の活用例】
- 一人で落ち着いて学習できる個別スペースの整備
- 安心して過ごせるクールダウンスペースの整備
- ICT機器・タブレット等を活用した学習環境の充実
- 子どもの興味・関心を伸ばす教材・備品の整備
- 探究学習・体験学習を充実させるための環境整備
- 子ども同士や教職員、保護者が交流できる居場所づくり
- その他、「学びの多様化学校」の教育環境の充実
目標金額に達しなかった場合、目標金額を上回るご寄附をいただいた場合のいずれも、皆さまからいただいたご寄附は、必要経費を除き、実施事業に充てさせていただきます。
目標金額:2,000万円
皆さまからいただく寄附は、単に学校の環境を整備するためのお金ではありません。
皆さまの寄附を通じて、「多くの方々が、この学校を応援している。私たちのことを応援している。決して独りではないんだ。」という思いを子どもたちに届けたいのです。
「子ども一人ひとりの学び」を考えるまち
子どもたちは一人ひとり違います。
得意なことも、苦手なことも違う。
人と過ごすことが好きな子もいれば、一人で過ごすことで安心できる子もいます。
朝から活動できる子もいれば、少し時間が必要な子もいます。
「安心して過ごせる場所で、自分のペースで、自分らしく学ぶ」
子どもたちの未来に、新たな選択肢を
学校に行きたくても行けない、行きづらいことで、子どもの可能性まで失われてしまうようにはしたくありません。
教室ではなくても、人とつながることはできる。
みんなと同じペースでなくても、自分の未来をつくっていくことはできる。
令和9年4月。新たな学びの場を館山市につくります。
「ここで学びたいと思える場所を、みんなの力で」
皆さまの温かいご支援が、子どもたちの自信や勇気につながります。
皆さまのご協力をよろしくお願いします。
お名前の公表について
市内・市外にお住まいの方で、返礼品を選択せずに1万円以上のご支援をいただいた方につきまして、お名前の公表(銘板等)を予定しております。
お名前の公表の有無につきましては、別途確認させていただきます。