いつまでも、横須賀の海の幸を味わえる未来へ~豊かな海を育む「海藻の森」再生プロジェクト~
豊かな海を支える、海藻の森
横須賀の海は、古くから多くの魚や生き物を育み、私たちに豊かな海の恵みを届けてくれました。
アジ、マグロ、タコ、ノリ、ワカメなど、季節ごとにさまざまな水産物が水揚げされる横須賀の海。その豊かな漁場を支えている大切な存在が「海藻の森」である藻場です。
藻場は、魚たちのすみかや産卵場所となる「海のゆりかご」であり、小さな生き物から多くの命を育むことで、豊かな海を支えています。
豊かな海を支える藻場が失われています
しかし近年、海の環境は大きく変化しています。
海水温の上昇などにより海藻が育ちにくい環境になったことに加え、冬場でも水温が下がりにくくなったことで、海藻を食べる魚が増えやすくなり、藻場が減少する「磯焼け」が進んでいます。とくに磯焼けが深刻な横須賀市の相模湾側の沿岸では、約15年で95%以上の藻場が失われてしまいました。
藻場が失われた海底は、まるで砂漠のようになっていき、やがてそこでは多くの生き物が暮らすことが難しくなります。
このまま藻場が消えてなくなってしまうと、沿岸の海の生き物が育たなくなり、やがて横須賀の豊かな海の恵みも失われます。
藻場を取り戻し、豊かな海を育てる取組
そこで横須賀市では、失われつつある藻場を再生する取組を進めています。
自然にちぎれて海底に落ちた海藻の一部から種を採り、海へ撒く「海藻の種まき」や、種から育てた海藻の苗を保護かごに入れた「藻場礁」の設置など、藻場の再生に向けた取組を進めています。
また、海藻を食べるウニやアイゴなどの生物による影響を抑えるため、漁業者らが駆除活動も行っています。
こうした取組を組み合わせて行うことで、海藻が育ちやすい環境を整えており、今はまだわずかですが、藻場が回復した場所も現れ始めました。
豊かな海を守ることは、未来の食卓を守ること
藻場が広がると、そこをすみかや産卵場所として利用する多くの生き物が育ちます。
生き物が豊かに育つ海は、将来にわたって横須賀の美味しい魚を楽しめる豊かな漁場につながります。
そして、藻場を取り戻すことは、魚を増やし漁業を支えるだけではありません。
子どもたちが海に親しみ、家族が横須賀の海の幸を味わえる、そんな豊かな海を未来に残すことにつながります。
皆様のご支援をお願いします
皆様からいただいたご寄附は、藻場を増やし、横須賀の豊かな海を未来へつなぐ取組に活用させていただきます。
いつまでも横須賀の海の幸を楽しめる未来を守るために。
皆様の温かいご支援をお願いします。
なお、目標額を超過した場合、超過分の寄附金については当プロジェクトまたは市政全般に活用させていただきます。