100年にわたり八代とともに歩んできた日本製紙八代工場。その復旧を未来へつなぐ。
八代市と日本製紙八代工場の歩みは、100年以上にわたる八代の産業発展の歴史そのものです。
八代における製紙業の歴史は、1898年(明治31年)、現在の八代市坂本町で始まりました。豊かな水資源や森林資源、球磨川の水運を生かして発展した製紙業は、八代の近代化を支える重要な産業となりました。
その後、1924年(大正13年)には現在の八代市十条町に九州製紙八代工場が操業を開始し、製紙業は八代が南九州を代表する工業都市へ発展していく大きな礎となりました。
現在の日本製紙八代工場は、単に紙を製造する工場ではありません。
長年にわたり、多くの市民が働き、その家族の暮らしを支えてきました。また、工場を支える協力会社、原材料や製品の輸送、設備保守、建設、物流など、多くの事業者とつながりながら、八代の雇用と地域経済を支える大切な存在となっています。
2024年(令和6年)、日本製紙八代工場は操業100周年を迎えました。
その100年は、日本製紙だけの歴史ではありません。働く人々、地域の事業者、市民、そして八代市がともにつくり上げてきた「八代の歴史」です。
しかし、令和8年熊本地震により、日本製紙八代工場は甚大な被害を受けました。長年にわたり八代の風景の一部であった煙突も崩落し、工場は大きな影響を受けています。
この被害は、一つの企業だけの問題ではありません。
工場で働く方々の雇用、その家族の生活、関連する多くの事業者の事業継続、そして八代の産業基盤にも関わる重要な課題です。
これまで日本製紙八代工場は、100年にわたり八代を支えてきました。
だからこそ今度は、八代が日本製紙八代工場を支える番です。
八代市は、ふるさと納税を活用したクラウドファンディングにより、日本製紙八代工場の復旧を支援します。
工場が再び地域を支える存在として歩み始めるために。
そして、明治から続く八代の製紙の歴史を次の100年へつなぐために。
全国の皆様からの温かいご支援をお願いいたします。