弘法大師が葉っぱで字を勉強した学問の木を植樹したい!〈学問の木,葉書の木,郵便局の木,タラヨウ,多羅葉〉
台風10号による天一の森の被害
大型で強い台風10号は、今年9月7日、明け方から朝にかけて徳島県に接近しました。この影響により、嵯峨地区にある「天一の森」では、大木が倒れ石崖も崩れました。また、隣接する民家では倉庫が半壊する被害も発生しています。
倒木は弘法大使が字を勉強した学問の木
この倒木は今まで見たことのない珍しい木だったので、調べてみますと「タラヨウ/多羅葉」といわれ「葉書の木、郵便局の木」と呼ばれることがあるようです。
日本では、葉の裏面に経文を書いたり、葉をあぶって占いに使用したり、戦国時代には文字を書いて情報のやりとりをしたという話もあります。また、弘法大師がこれを用いて字を勉強した学問の木とされ、学校や寺社に植樹されたようです。
寄附金の使い道
① タラヨウを再植樹するなど,森づくりを行います。
② 動植物の観察会を開催し、子どもたちに天一の森の豊かさを伝えます。
③ 環境保全にむけて、支障木の撤去や枝打ちを行います。
④ 災害からの復旧として、石崖の修繕等を行います。