「蚕すんだら、沼田のまつり」――つらく厳しい農作業を乗り越える糧となった、市民の魂を修繕したい。
27年間、祭りの華として愛されてきた「大天狗面」
沼田まつりのルーツは、江戸時代から続く「須賀神社の祇園祭」にあります。かつては厳しい農作業の合間の大きな慰めとして、「蚕すんだら 沼田のまつり つれていくから 辛抱おしよ」と唄われ、地域の人々の生活に深く根ざしてきました。
昭和45年に現在の「沼田まつり」の形となって以来、まつりの象徴として欠かせない存在が、約300人の女性だけで担ぐ「天狗みこし」です。今回修繕の対象となるのは、平成11年に観光PRを目的に作製され、現在は上之町天狗プラザに安置されているFRP製の大天狗面です。
「祭りの華」に訪れた危機。ボロボロになったお顔を本来の姿へ
作製から27年が経過した今、天狗様のお顔には隠しきれない傷みが出ています。
特に、威厳の象徴である「ひげ」の部分は、老朽化によりボロボロの状態になっており、早急な修繕が必要な状況です。
このままでは、沼田の街に活気を与えるあの勇壮な姿を維持することが難しくなってしまいます。
「お色直し」を通して、本来の力強い姿を取り戻したい。
その一心で、今回のプロジェクトを立ち上げました。
皆様のご支援で、伝統のバトンを次世代へ
今回のクラウドファンディングでお寄せいただいた寄附金は、以下の通り大切に活用させていただきます。
- 天狗みこしの修繕:劣化したひげのリニューアル費用 等
- 沼田まつりの運営:安心・安全なまつり運営のための費用 等
目標額を超過した分は、沼田まつりをさらに充実させるための費用に充当させていただきます。
今年の8月3日・5日には、新しく生まれ変わった天狗みこしをお披露目したいと考えています。
天狗みこしを次世代へ引き継ぎ、地域の笑顔を守るために。皆様の温かいご支援を心よりお願い申し上げます。
沼田市長からのメッセージ
沼田まつりは、私たちのアイデンティティそのものです。
特に、全国的にも珍しい女性だけでかつぐ「天狗みこし」は、沼田市が誇る、未来へ残すべき文化です。
老朽化した天狗面を本来の姿に生まれ変わらせ、今年も最高の笑顔で全国からいらっしゃるお客様をお出迎えしたい。
皆様の応援が、沼田のまちの活力になります。ご支援をよろしくお願いします。