神戸発の医療イノベーションの創出に神戸医療産業都市推進機構が貢献します
神戸医療産業都市は、阪神・淡路大震災によって大きな被害を受けた神戸経済を立て直し、市民の命を守り人類の健康と福祉に貢献することを目的としてスタートしました。神戸医療産業都市推進機構は、この神戸医療産業都市の活動を支援・推進する中核的支援機関です。
神戸から世界に向けて新しい医療の未来を創出するため、「事業化支援」「研究推進」「研究支援」のそれぞれをミッションとする3つのセンターを設置し、研究開発から事業化までを強力にサポートしています。
具体的には、「事業化支援」領域においては、企業、研究機関・大学、医療機関等の融合・連携を促進するとともに、医療機器、創薬・バイオ、ヘルスケア、スタートアップなど各分野のコーディネーターによる一貫した支援などを行い、魅力的なクラスター形成に取り組んでいます。
こうした取り組みを通じて、産官学医の連携を促進し、神戸発の医療イノベーションの創出を推進していきます。
「研究推進」領域においては、健康長寿社会実現に向けて、自己免疫疾患、アルツハイマー病、脳卒中、感染症などに対する新しい治療法の研究開発に取り組んでいます。
「研究支援」領域においては、大学などの研究機関、医療機関、企業の有する研究シーズの非臨床開発や知財戦略に関する助言、治験・臨床研究の立ち上げ・運営・規制当局対応から、データ解析、論文執筆まで、ワンストップサービスを提供するなど、最先端医療の実用化に向けた研究の支援を行っています。
皆様からいただいた寄附金は全額、神戸医療産業都市推進機構に補助し、上記の事業で大切に使わせていただきます。
自己免疫疾患の治療を目指す創薬研究から創出した「抗PD-1アゴニスト抗体」のヒトを対象にした第I相臨床試験をオーストラリアで開始しました。
これは当機構の免疫機構研究部が、2016年からMeiji Seika ファルマ株式会社とともに推進した研究の成果であり、臨床応用に向けた第一歩です。
第I相で安全性が確かめられれば、続いて有効性を調べる第II相、さらに実用化にむけての第III相試験へと展開していくことが大いに期待されています。