治療中も、家族と過ごしたり、好きなことを楽しむ。そんな「子どもらしい/家族らしい時間」を大切にできるように。
公益財団法人チャイルド・ケモ・サポート基金は、小児がんや難病のお子さんが、家族と一緒に遊んだり、学んだり、あたり前に過ごせる滞在施設(チャイルド・ケモ・ハウス)を運営し、また、患児を含めた家族全体を支援する相談支援事業を実施しています。
医療の進歩に伴い、小児がんの約7割は治癒します。しかしながら、その治療には短くても半年、長ければ1年以上に渡る入院が必要です。小児がんだけでなく、重い病気をもつ子どもとご家族は、神戸のポートアイランドに集積された高度医療機関を頼りに日本全国から急遽神戸に来られます。患児とそのご家族は、到着に安心する間もなく、初めての地域での付き添い、生活の準備や地元に残してきているきょうだいのお世話をしてくれる人の手配など患児の心配をしながら多くのことに対応しなければなりません。加えて地元と神戸の往復や宿泊その他に掛かる費用など、精神的にも経済的にも相当な困難に直面することになります。
自宅と離れた場所で家族バラバラの生活をしながら、治療を乗り越えるには、治療中の家族やきょうだいの滞在場所、相談できる人の配置など総合的なサポートが欠かせません。
公益財団法人チャイルド・ケモ・サポート基金の運営する「チャイルド・ケモ・ハウス」は冷蔵庫・洗濯機・電子レンジ・テレビ・wi-fi設備、ベッドに加え、トイレとお風呂、更に外玄関の備えられた居室を19室用意しています。
居室の滞在費用は、光熱水費など全て含めて1日¥1,000。特に急遽の搬送などにより、遠方から神戸ポートアイランドの医療機関へ来られたご家族に対して、ホッと一息つくことのできる住環境を提供することを目的としています。
その他、チャイルド・ケモ・ハウスには看護師や相談支援員が常駐し、お子さんの病気のことだけでなく、きょうだいのこと、生活のこと、経済的なことも含め、なんでも気軽に相談をいただくことが出来ます。
皆様からいただいた寄附金は全額、公益財団法人チャイルド・ケモ・サポート基金に補助し、上記の事業で大切に使わせていただきます。
チャイルド・ケモ・ハウスには、ご家族が利用いただける、いくつかの設備があります。
チャイルド・ケモ・ハウス 中央部プレイルーム
チャイルド・ケモ・ハウス施設内ジム
チャイルド・ケモ・ハウス施設内 共用部浴場
中央プレイルームは、感染やケガの不安で中々外に出ることのできないお子さんも、ボール遊びや鬼ごっこなど、走り回って遊ぶことのできる多目的スペースです。
チャイケモジムは、体力に不安のあるお子さんが、安全な室内でトレーニングを行うことのできる設備です。勿論、滞在ご家族の運動不足解消に使っていただく事もできます。
チャイケモには、大型の入浴設備もあります。
車いすの介護が必要で各室備え付けのお風呂では入浴が難しいお子さんが居られる場合などに、いつでも使っていただく事が可能です。